アメリカで行われていた
ポケットビリヤードの総合イベント
『ダービーシティクラシック』の
全日程が終わりました。
先ほど、ナインボールの決勝戦が終わり、
S・V・ボーニングが
9-4でA・パグラヤンを倒し、
4度目の優勝を飾っています。
これで、メイン3種目の勝者は、
●9ボール:S・V・ボーニング
●バンクプール:J・ブルームバック
●ワンポケット:A・パグラヤン
……となり、
3種目の総合成績で決定する
今年の『マスターオブテーブル』は、
2年連続でパグラヤンに決定しました。
マスターオブテーブルに
2度以上輝いたことのある選手は
大会18年の歴史で、
E・レイズ 5回
F・ブスタマンテ 2回
S・V・ボーニング 2回
そして、パグラヤン 2回
……という4名のみで、
2年連続となると、
レイズ、ボーニング、パグラヤンの
3名だけとなります。
↓ 表彰式、左から
SVB、パグ、JB
また、メイン種目ではありませんが、
トップ選手ばかりが出場していた
毎年恒例のサイドイベントの結果は、
●14-1:D・オルコロ
●10ボール:J・ショウ
となっています。
…………
ナインボールの部の終盤は、
それまで負けなしだったボーニングが
パグラヤンに敗れ、
ボーニング、オルコロ、パグラヤンの
3名全員が「1敗」で並びました。
3名のうち、
抽選でパグラヤンが「バイ」を引き、
決勝戦進出を決めます。
めっちゃ喜ぶパグやん。↓
…………
残った2名、
ボーニングとオルコロの一戦は、
ボーニングが9-7で勝利し、
パグラヤンの待つ決勝戦へ。
ボーニングvsオルコロ戦の
ゲームボール。 ↓
…………
ファイナルは再び
ボーニングvsパグラヤン。
試合直前、談笑する2人。
これはパグやんのペースでは(笑)。↓
耐性のあるボーニング、大人スマイル。
…………
9ゲーム先取のこの試合。
ボーニングが、マスワリ2発と
ブレイクエースも絡めて、
一気に8-0とリーチをかけます。
大勢はほぼ決してしまったものの
そこは人気者のパグやん、
場内の声援に応えて懸命にプレー。
4-8まで盛り返しましたが、
最後は手球重視で撞いた2番が穴前でストップ。
そこからボーニングが取り切って
優勝を決めました。
画像は上から、バンキング、
ボーニングのラスト3球、
優勝直後、です。↓
…………
アメリカのナインボール
(テンボール)イベントでの
ボーニングの強さは抜きん出ています。
相手は、
ほとんど隙のないボーニングの
「圧」に押されてしまうのか、
ミスや苦しい取り切りが多くなります。
今回はボーニングvsレイズというカードも
実現していましたが、
レイズも例外ではありません
(9-6でボーニング勝利)。
ボーニングはブレイクとラックの研究・練習を
人一倍やっている印象で、
今回も他選手よりマスワリが多かったと思います。
本大会のラックは、
トライアングルラック使用、
1番オンフット、
セルフラック
(ブレイクエース有効)。
手球は"ブレイクボックス"から
(サイドブレイク不可)。
今大会で目立った活躍のなかった
D・アプルトンはFacebookで、
「このブレイクルールはナンセンスだ。
いくらでもパターンラックができてしまう」
とクレーム(負け惜しみ?)もつけています。
もちろんこれは主催者や
オーガナイザーに言っているのでしょうが、
暗にボーニングやオルコロのことも
指しているのかなと邪推したり。
そう言いたくなる気持ちも
わからないではないぐらいの強さを誇った
ボーニングでした。
…………
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