先週末、
『グランプリウエスト第2戦』(GPW-2)の
取材で香川に赴きましたが、
隣県の徳島を拠点に動いていました。
(BDは神奈川人ですが父の生家が徳島)
徳島と言えば、
外せないビリヤード場があります。
また、急遽、歴史ある球屋にも
お邪魔することになりました。
その2軒のミニレポートを。
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まずは、徳島いち有名なお店、『KiD』へ。
『スエヒロボウル』の中にあります
(徳島市南末広町)。
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テーブルは実質6台。
カバーがかかっていた台も入れれば7台。
さらに「倉庫」と呼ばれる所にも
5台置いてあって、
大会の時はそこも併用するのだとか。
KiDは1987年創業。
『TAD Cup』を始めとして
各種トーナメントの会場として有名ですね。
ちなみに、現在、徳島県内で
「ビリヤード専門店」と呼べる所は
KiDを含めて4軒しかないそうです。
1980年代後半のブーム期には
県内に30〜40軒はあっただろうとのこと。
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KiDは内装、インテリア、ディスプレイなどが
お洒落で素敵です。
あ、ボウリングのピンを組み込んだ
カッコいいチェアを撮り忘れた……。
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このキューロッカーも良いですなぁ。
右側のブランズウィックの
キュー用ショーケースも◎。
オーナーMさんのセンスでしょうか。
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昨年『都道府県対抗』で優勝した徳島。
この日KiDには、優勝メンバーの5名のうち、
玉登新也選手(右)と関口和弥選手(左)の姿が。
徳島のキャプテンであり、
今年も都道府県対抗(5月末)に出場する
玉登選手に、初めてインタビューを敢行。
そちらは近日お届けします。
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徳島の青山和弘プロ(右)にも
初めてちゃんとご挨拶ができました。
翌日がGPW-2だったので、
KiDに練習に訪れていました。
左は愛媛の藤田佳宏選手。
翌日の『球聖戦西日本A級戦』に
出場するため、大阪まで車移動。
その道中でKiDに立ち寄っていました。
徳島は、四国人が陸路(車)で
近畿地方に行く際に必ず通る交通の要衝です
(※淡路島経由)。
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さて、KiDを離れて急遽、
『日の出』にもお邪魔することに。
"THE昭和"な外観に胸が高鳴ります。
(1Fの小料理屋も気になる……)
徳島市南内町にある『日の出』、
毎夏、阿波おどりの有料演舞場(特設会場)が
目の前にできるのだそう。
その頃に行きたいなぁと思いますが、
「お囃子の音がとてもうるさくて、
慣れてないとビリヤードに集中できないかも(笑)」
とオーナーさん談。
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急な階段がまた良し。
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は、箱台だ~。
日の出は建物の2Fと3Fのツーフロア。
4台あるテーブル、
全て「箱台」(はこだい)です。
1974年製。
四ツ球台の改造台ではない、
こういう箱台は初めて見たかもしれません。
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コーヒーを淹れてくださっているのが
日の出のオーナーで、
元プロでもある氏橋弘明さん。
その元気な元気なお母様、
寿恵子さんにもお会い出来ました。
日の出は氏橋さんの祖母が開き、
今年でなんと創業80年だそう。
一回空襲で焼けたものの、
この場所で営業再開したという歴史があります。
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氏橋さんが古いキューを見せてくれました。
すぐ全てわかった方は
なかなかのメイニアですね。
左端が特に古くて、40年ぐらい前のAdam、
それから、イシガキキュー、
ヨシムラキュー、
Adamのジム・レンピモデル、
メウチが2本、
右端は古いMEZZです
(※メウチとMEZZは
ハウスキューとして使われていました)。
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掲示物にも味があります。
下は福山雅治さんが来店した際のサイン。
2000年。
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この日の出ではたくさん写真を撮りました。
"昭和ビリヤード文化遺産"と
呼べるようなお店ですので、
箱台の姿形を中心にまた記事をお届けします。
阿波撞球人の皆さま、お世話になりました!
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BD Official Partners :
世界に誇るMade in Japanのキューブランド。MEZZ / EXCEED
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末永くビリヤード場とプレイヤーのそばに。ショールームMECCA
カスタムキュー、多数取り扱い中。UK Corporation
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