〈BD〉Day 1はアプルトンが2-1でスト様をリード。4ポケット台マッチ

 

アメリカ・オハイオ州の

『Kings of Billiards』で行われている、

 

アール・ストリックランド

vs

ダレン・アプルトンの

 

「4ポケットテーブルマッチ」。

 

初日が終わって、

 

アプルトンがセットカウント2-1で

リードしています。

 

10ボール・9ゲーム先取

ベストオブ10セット(=6セット先取)

 

第1セット アプルトン W-7 スト様

第2セット アプルトン 7-W スト様

第3セット アプルトン W-2 スト様

 

…………1日目ここまで…………

 

3日間戦って、

セットカウント5-5になった場合は、

11ゲーム先取のディサイディングセット

(延長戦)を行います。

 

勝者には1万ドルの賞金あり。

 

有料ストリーミング、あります。

詳しくは会場のKings of BilliardsのHPからどうぞ

(英語です。ペイパル決済あり)。

 

…………

 

 

会場内には数十名のギャラリーがいるように見えました。

 

また、あのN・バーナーが

コメンテーターを務めています。

 

スト様はいつものスト様で、

ずっとしゃべくりながらプレー。

相変わらずのトラッシュトーカーぶりです。

 

腰から何かを下げていますが、

これは普段腕にはめている

アームカバー(アームサポーター)かな。

 

一方のアプルトン、さすがです。

スポーツタイプのヘッドフォンを装着しながらプレー。

スト様ボイスを完全に遮断する作戦です。

 

…………

 

4ポケット台のプレーを見て気付いたことを。

 

ラックシートを使用してラックを立てていますが、

予想通り、ブレイクイン率はだいぶ低いです。

 

通常のテーブルなら、

ラック2列目の2つのボールが

高い確率でサイドポケットに向かいますが、

サイドポケットが存在しないので、

当然的球は入りません。

 

ということで、ブレイク後、

テーブル上にボールが多いということと、

 

サイドポケットがないため、

攻め手を欠く球が多くなるということから、

セーフティは多くなります。

 

しかし、両者ともさくさく撞いているので、

じれったさはありません

(40秒のショットクロックあり)。

 

取り方も少し変わるようです。

テーブル中央付近にある球も

コーナーに取らなければいけないので、

 

手球をフット側&ヘッド側それぞれの

2ポイントライン辺りに

ポジションすることが多くなります。

 

そんな一例。↓

アプルトンの⑨→⑩のポジション。

 

アプルトン、

⑧から⑨への出しがショートして、

こんな形になりました。↓

 

 

もし通常のテーブルなら、

⑩をサイドに取るために

こんな引き球(+順ヒネリ)のラインで

出すでしょうか(あるいは押しの2クッション)。↓

 

 

でも、ここは4ポケット台。

サイドポケットはありません。

 

加えて、

⑨が想定より薄い球になってしまったので、

手球をテーブル上半分に留めておく

(=⑩を右下あるいは左下のコーナーに取る)のは、

なかなか厳しいでしょう。

相当弱く撞かなければいけません。

 

ということで、アプルトンが選んだのは……。↓

 

 

4クッションでのフットスポット出し。

 

そして、⑩を右上コーナーにしっかり沈めました。

 

…………

 

こんな具合で、

テクニカルな面でも色々と気付きがあり、

 

両者の個性とハイレベルな力量も堪能でき、

思いの外、楽しくDay 1を観戦できました。

 

Day 2は日本時間の5/8 朝7:30〜です。

 

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