3月下旬から
韓国でスリークッション修行を行っている
森雄介プロ（JPBF）。
……を、韓国アイドル風に撮ってみました。↑
…………
森プロは、
先日の『全日本選手権』に出るために
一時帰国（※結果は予選リーグ戦敗退）。
その時に近況を教えてもらいました。
※修行直前の談話はこちら。
…………
Yusuke Mori
JPBF最年少プロ
1993年10月15日生・O型・天秤座
アマ時代戦績：
2012年全日本アマ3C準優勝
2012年全関東アマ優勝
世界ジュニア3C・8回出場（最高位はベスト8）
プロ戦績：
2014年全関東バンド選手権優勝
2014年全関東3C 3位
2014年全日本バンド選手権優勝
2015年3Cプロマスターズ・アカデミーZ戦 3位
2016年東京オープン 3位
使用キューはMUSASHI（ADAM JAPAN）
…………
――ヘアスタイルが韓国の若者風に
なってるじゃないですか!!（笑）
「皆に言われます（笑）。
現地にいち早く溶けこむために（笑）。
いや、向こうの若手プレイヤーと
同居生活をしてるんですが、
その人に付き合って現地の床屋に行った時、
その人がパーマをかけるってことで
だいぶ待ち時間ができちゃったんですよ。
その間に僕も色を入れてもらいました」
――郷に入っては郷に従え。大事。
向こうではどんな一日を？
「朝10時から練習しています。
カメラがあるのでサボれません。
今回お世話になっている
ユニバーサルの社長がチェックしてるんです。
1日7～8時間ぐらい撞いてますね。
午前中は一人練習が多くて、
午後は誰かと撞く感じです。
趙在浩（チョ・ゼホ。韓国トッププロ。
森プロの韓国での師匠）と
撞くこともあります。
語学学校に通うのはまだ少し先なので、
今はビリヤードばっかりです」
――辛い食べ物は大丈夫？
「あまり食べられないけど好きです。
辛い食べ物と韓国の焼酎を練習中です（笑）」
――既に現地の試合に出たそうですね。
どんな印象でしたか？
「わかってはいたんですけど、
出てる人数は多いわ、
プロの層が厚いわで、驚きました。
とにかくプロは、
その辺のベテランプロというか、
初めて見るような人に至るまで
みんなホントに上手い。
当て慣れてるなぁってよく思います。
こないだ出た試合も、
ファイナルが趙在浩と無名のおじさんプロの
対決だったんですけど、
そのおじさんも
びっくりするぐらい上手かったんですよ」
――なぜそんなに層が厚いんだと思いますか？
「スリークッションのプレイヤー人口が多いので、
競争相手にも困ることがなくて、
試合も多くてタフなので、
鍛えられてるからだと思います。
当てる人ばかりの所にいれば
釣られて自分も当たるようになっちゃうというか。
高いレベルにい続けると
それが当たり前に思えてくるじゃないですか。
それで当たるのかなって思います。
聞いた話では、
韓国ではコンビニよりビリヤード場の方が
数が多いそうです。すごいですよね（笑）。
ただ、その中でも趙在浩や
崔成源（チョ・ソンウォン。2014世界チャンピオン）
というトップ連中は抜けているという印象です。
そういうトップ選手たちが憧れの対象とか
良い目標になっているというのも大きいですね。
上手くなればTVに出られるとか、
街なかで声を掛けてもらえるとか、
そういう風に
キャロムビリヤードプレイヤーに
ステータスがあると感じられるのも
韓国でスリークッションが盛んな理由かなと思います。
あ、でも、韓国ビリヤード選手の年収No.1は、
ポケットの女子プロ、
金佳映（キム・ガヨン）だと聞いてますよ。
ダントツらしいです（笑）」
――もう韓国語は覚えましたか？
「全然まだまだです。
向こうで大人数で食事に行っても
言ってることがわからないんで疲れます（笑）。
でも、『チョナボノ カルチョチュセヨ』は
言えますよ。
皆で食事をしてると、
『雄介、あっちの席の女の子の所に行って、
これを言って来い』なんて
言われちゃうんです（笑）」
――それは？
「『電話番号教えて下さい』（笑）」
――（笑）
…………
雄介プロが、
スリークッションより大事なものを
見付けて帰って来る、
いや、帰って来ない可能性……
あるかも（笑）。
…………
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