〈BD〉赤狩山幸男、全日本14-1、初優勝!

 

池袋『ロサ』で行われていた

プロ公式戦、

『全日本14-1選手権』が閉幕しました。

 

優勝候補の大本命、羅立文を

準決勝で破った赤狩山幸男が、

 

ファイナルで土方隼斗を倒して

自身初の優勝。

 

Yukio Akagariyama(r2) won 2016 All Japan Straight Pool
Yukio Akagariyama(r2) won 2016 All Japan Straight Pool

 

優勝:赤狩山幸男……右2

2位:土方隼斗……左2

3位:羅立文……右

  栗林達……左

 

大会フォトギャラリーはこちらから。

 

…………

 

意外なことにカーリーは、

本大会で表彰台(3位以上)に登るのが初めて。

 

「海外戦とかぶることも多くて、

結構14-1は休んでるんですよね……という

エクスキューズも一応(笑)。

 

……いや、まあ、自分の14-1はまだまだですよ」

 

本人の談話は近日お届けします。

 

ロサのテーブルコンディションが良さそうで、

カーリーのしっとりした手球コントロールが

冴えていました。

 

というか、9ボールで

世界チャンピオンになっている訳ですし、

下手なはずはありません。

 

カーリーのプロ公式戦優勝は

2014年3月のGPE-1以来、

約2年2ヶ月ぶりです。

 

…………

 

2位に入った土方プロは、初の2位。

過去に3位が2回あります。

 

今年はこれで優勝3、準優勝2、ベスト8が1。

素晴らしい安定感です。

 

…………

 

さて。

 

ひとつ前の記事で触れたように、

 

羅立文は朝イチのベスト16で、

100点撞き切りを出しました。

 

なんと、続くベスト8でも100点撞き切り。

 

2戦連続というのはJPBA史上初の快挙だそうです。

 

世界でもあまり例がないのではないでしょうか。

 

会場でこの2戦を観られたギャラリーは幸運でしたね。

 

羅プロの14-1の巧さや完成度はまさに「別格」。

 

100点撞き切りを喰らう側とすれば、

約1h椅子に座らされっぱなしな訳で、

たまったもんじゃないかもしれませんが……。

 

北谷好宏&青木亮二曰く、

 

「島(九州&四国)から来てる人間を、

都会人(羅は横浜)がイジメんといてくれる!?(笑)」

 

これもまた、14-1の醍醐味でしょう。

 

その羅プロも、準決勝(vs赤狩山戦)では、

2度のスクラッチに泣きました。

 

それもまた、14-1の奥深さか。

 

試合進行も近年ではまれに見る早さで、

ほどよい緊張感の中、

楽しく14-1を見続けることができました。

 

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