5.7cmの小惑星、ビリヤードボール
(ポケットビリヤードの場合)。
そのひと転がりで人を一喜一憂させ、
撞球史と選手生命を書き換えてしまう丸いやつ。
よくよく考えれば、ビリヤードプレイヤーは
一本の棒で球体を意のままに操るという、
恐ろしく高度なことをしています。
それもこれも、
ボールが真球に限りなく近いという前提が
あればこそな訳で……。
ビリヤードボールの
知られざる姿を4本の動画で。
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●ベルギーのボール工場
ベルギーと言えばチョコレートとビール。
そして、
世界一のビリヤードボールの国でもあります。
テロップも何もないので、
基礎知識がないとわかりづらいですが、
冒頭に登場する白髪のおじさまは、
ベルギーの生ける伝説、
キャロムビリヤードの神、
R・クールマンス大先生。
そして、1分30秒頃から映る工場は、
間違いなく『Saluc』(サルク)でしょう。
『アラミス』ボールなどを作っている工場です。
肝心の製作工程は映っていませんが、
検品作業風景が見られるだけでも貴重ですね。
2分頃からは、
真球度チェックをしていると思われます。
これはやってみたい。
フェノリックレジン(硬化樹脂)を材料として、
ベアリングの球に負けず劣らず
高い真球度で作られていると言われている
ビリヤードボール。
その精度と品質はこうやって保たれているんですね。
最後の箱詰めのシーンは
コンビニ弁当工場みたいですねぇ。
…………
●ボール磨き機をD.I.Y.
低コストで、
ボールポリッシャー(ボール磨き機)を
自作してみたよ、という動画。
車のポリッシャー、バケツ、カーペット……
8,000円ぐらいでイケるってことですね。
1分過ぎ、スイッチオンした時の
ボールの動きにささやかな感動が……。
ちなみに、ボール磨き機は
専用の既成品(海外製と思われます)が存在し、
国内でも導入しているビリヤード場があります。
それ以外の多くのビリヤード場では、
使用済みボールを手で磨いている
(拭いている)と思いますが、
ワックスを使う使わない、
布の質にこだわるこだわらない、
水拭きするしない、など、
お店ごとスタッフごとに流儀があり、
結構差が出る部分でもあります。
…………
●ボールを潰す
だいぶ胸が痛い映像。
ボールの内側がわかると言えばわかりますが……
良い子は真似をしてはいけません。
…………
●手を使わずに新聞をめくる
これはオマケ。
ビリヤードボールはただのいちキャストです。
ついつい最後まで観てしまう
脱力&なごみ系動画でした。
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ビリヤードアイテムの品揃え、国内最大級。NewArt
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