〈BD〉真ん中・押し・引き・ヒネリ。そのインパクトの瞬間をスローで

 

日付が変わって、いよいよ今日(16日)から

台湾『アムウェイカップ』(本戦)が始まります。

 

日本からは河原千尋プロと梶谷景美プロが参戦。

 

(※残念ながら昨日〈15日〉まで行われていた

現地予選〈ステージ1〉で、日本選手の通過は

ありませんでした)

 

これを書いているBD、

もうすぐ台北に向けて出発します!

 

…………

 

さて。

 

アムウェイとは全く関係ないトピックスですが、

 

キュー先が手球に触れる瞬間、

つまり「インパクト」をスローで撮ってみました。

 

トップ画像のようなほぼ真っすぐの球で、

 

強めの力加減で、

 

「芯(真ん中)」

「上」(※2本)

「下」

「真左」

の4つの撞点を撞いています。

 

撞き手は、

先日の『GPE-4』のチャンピオン・早瀬優治プロ

(撮影場所は早瀬プロ所属の『スミヨシ』(神奈川))。

 

キューはEXCEEDで、

シャフトは「ハイブリッドアルファ」です。

 

…………

 

●撞点=真ん中

ストップショット(スタンショット)

 

 

チョークの飛沫まで見えますね。

 

だいたい想像通りの動き。

フォロースルーまで終わると

キュー先は自然と垂れていきます。

 

…………

 

●撞点=下

ドローショット(引き球)

 

 

球面にヒットした直後、

キュー先は下方に弾かれ、ラシャに当たり、

少し上方に戻り、また下方に向かいます。

 

シャフトの"しなり"が現れているということでしょう。

 

…………

 

●撞点=上

フォローショット(押し球)

スタンダードブリッジで

 

 

撞点=下の時とは逆に、

キュー先が球面にヒットした直後、

上方に弾かれ、下方に戻っています。

 

同じ撞点を、

オープンブリッジでも撞いてもらいました。↓

 

 

人差し指という「フタ」がないので、

キュー先はもっと速くor高く、

上方に弾かれるのかと思いきや、

 

インパクト時~直後にかけてのキュー先の動きは、

スタンダードブリッジの時と一緒。

 

「それを目指してはいたんだけど、

ほぼ全く同じ軌道なのは驚きました」(早瀬)

 

フォロースルーまでがほぼ完全に終わってから

シャフトは上方に上がって行きます。

 

…………

 

●撞点=真左

左ヒネリ(真上から撮影しています)

 

 

キュー先の動きは、

押し球や引き球の時と同じように感じられますね。

 

つまり、外に弾かれ、中に戻り、また外→中と

繰り返しつつ"しなり"が収束していきます。

 

…………

 

早瀬プロは、

的球に当たるまでの手球のコースを安定させるため、

 

上下左右どこを撞く時でも、

 

「キュー先が弾かれたままにせず、元に戻す意識」

で撞き出しているのだそう。

 

だからということもあると思いますが、

この映像を観て大きく驚いた様子はありませんでした。

 

…………

 

どうだったでしょうか。

 

BD的には、タップの変形具合まで撮れるかな?

と思ったのですが、

 

よりスロー&高解像度で撮れるカメラじゃないと

わからないですね。

となると、プロ用機材の領域か……。

 

とりあえず、撮れる範囲で手を替え品を替え、

スローで遊んでみたいと思います。

 

近日、国内有数のキュー切れアーティストを

スローで撮る予定です。

 

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