先週末に東京『ロサ』
(※予選は他3会場併設)で行われた、
日本スヌーカー連盟(JSA)の公式戦
連覇で通算3度目の優勝を決めた桑田哲也選手の
談話が入ってきましたので、お届けします
(取材協力:JSA)。
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ブログ『The First Break』にて大会レビューあり。
こちらから。
桑田哲也の一年前の談話はこちらから。
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Tetsuya Kuwata
1983年5月28日生・東京都出身
右利き・O型
2010年『スヌーカージャパンオープン』優勝
2013年・2015年・2016年『全日本スヌーカー選手権〈竹田杯〉』優勝
2015年『タイ国内リーグ・Division2』優勝
他、国内外で上位入賞多数
ハイエストブレイクは練習時「137」、試合時「119」
※現時点で国内試合唯一の
センチュリーブレイカー(100点オーバー)
使用キューはJames Wattana Cues カスタム
グループステージでのvs 大井直幸(JPBA)戦。↓
※9分頃から現場音声が入っています。
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決勝戦でのクリアランス。↓
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――連覇を達成した感想をお願いします。
「嬉しさ半分、悔しさ半分です。
スタッフやスポンサーの皆様のおかげで
間違いなく過去最高の注目度があった試合で
優勝できたことは素直に嬉しいです。
ですが、一番の盛り上がりを大井直幸プロに
持っていかれて素直に悔しいです」
――2日間を通してよく撞けたと思いますか?
「はい。調子の良し悪しではなく、
準備の段階で自分の今の状態をきっちり認識して、
この大会を戦う上での決まり事を作ってきました。
それを貫いて撞けたという意味で良かったと思っています」
――その決まり事、具体的に教えていただけますか?
「一つは、イージーチャンスを相手に与えないこと。
もう一つは、
ハーフチャンスは状況により攻めずに我慢して守り、
できる限りイージーチャンスを取って
ブレイクを始められるように意識すること。
それと当日はロングの調子が良くなかったので、
なるべく近い球でチャンスをもらえるように
展開していこうとしていました」
――今大会の勝因を一言で言うと?
「僕が他の誰よりも一番スヌーカーを好きだから。
これに尽きます」
――大井プロとの試合は楽しめましたか?
やりづらさはなかったですか?
「もちろん楽しめました!
メインツアープロと一緒に撞く時の様な興奮を覚えました。
我慢に我慢を重ねて、
とにかく絶対に負けないという気持ちで撞いていました。
いい経験させてもらいました。感謝です」
――本大会で鍵になった試合やフレームを言うと?
「大井プロとの試合と、
グループリーグでの栗本龍選手との試合でしょうか。
キーフレームは栗本龍選手との1フレーム目。
お互いタイトなセーフティ合戦が続き
ファーストチャンスを渡してしまい、
30点ほどリードされたフレームでしたが、
セカンドチャンスからハーフセンチュリーを出し、
きちっとそのフレームを取れた事が
その後の試合への自信になりました」
――優勝を決めた最後のクリアランス、お見事でした。
「あのブレイクは取り出しのレッドが全てでした。
この大会中何度もミスしていた球で、
最後に回ってきたあの形は、
外すと相手にビッグチャンスが行く可能性が高かった。
あそこで今までの悪いイメージを払拭して撞けたことが
クリアランスに繋がったと思います。
フレームボールを入れてクリアランスの態勢に入った時は、
『あー、ようやく仕事が出来た』という心境でした」
――今大会は以前より様々な面で進化していましたが、
プレイヤー側としてはどう見ていましたか?
「試合を一人でも多くの人に見てもらえるという事は、
プレイヤーとして喜び以外の何物でもありません。
見てもらうことで成長もできます。
今回そういった環境で撞かせていただいた事に
とても感謝しています」
――現在の桑田選手の活動状況と、今後の予定・目標などを。
「11月末にある『IBSF世界選手権』を念頭に置いて
トレーニングします。
そこまでの期間、タイ国内と近隣のアジアの試合に
積極的に参加して準備していきたいと思っています。
IBSF世界選手権に向けて、
1日1回以上のセンチュリーブレイクを
出せるようになる事を目標に取り組んでいきます。
今までの環境から視野を広げるにあたり
語学のレベルも一段階上げたいと思っています」
――最後に、スヌーカーファンや桑田選手を
応援していたサポーターにメッセージを。
「『メインツアーの試合をいつの日か日本で!』。
ここに向かってこれからも全力で走っていきます。
これからも応援よろしくお願いします!」
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※本大会は
「独立行政法人日本スポーツ振興センター」の
「スポーツ振興基金助成事業」として開催しました。
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