7月29日~8月4日の6日間にわたって、
カタールの首都・ドーハで行われていた
『男子9ボール世界選手権』。
日本時間8月4日・21時から始まったファイナルは、
オーストリアNo.1のアルビン・オーシャンが
序盤からリードを保ち、
アメリカNo.1のシェーン・バン・ボーニングを
13-6で破って、初優勝を飾りました。
※トーナメント表はこちら
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オーシャンは準決勝で、
2004年覇者・アレックス・パグラヤンに
11-4で勝利。
2014年以来2度目のファイナル進出を決めます。
相手のボーニングは、
準決勝で昨年のUSオープン覇者、
鄭喻軒(Cheng Yu Hsuan。台湾)に11-9で勝利。
こちらも昨年(2015年)以来
2度目のファイナル進出。
どちらが勝っても初Vとなるこのカード、
オーシャンのマスワリで幕を開けます。
ボーニングが1点返すものの、
一気に7-1まで差を広げるオーシャン。
その間、ボーニングは4度のシュートミス。
そのミスの仕方が淡白に映ります。
それでもボーニングは中盤、
マスワリ3発を含めて反撃に転じますが、
オーシャンは
特にプレッシャーがかかった様子も見せず、
それまでと同じく落ち着いてテーブルに向かうのみ。
ラッキーショットも味方して、
12-6とリーチをかけたオーシャン。
最後はマスワリを決めて雄叫びを上げました。
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アルビン・オーシャンは
1990年8月14日生まれの25歳。
一昨年の本大会で準優勝(vs N・フェイエン)、
そして昨年の『チャイナオープン』で
優勝を飾っています。
10代の頃から
世界女子プールシーンで華々しく活躍していた
実姉・ジャスミン・オーシャンの
「弟」という見方をされることが多かったですが、
この数年の充実度はアルビンの方が上。
今年後半も、
連覇のかかる『チャイナオープン』を始め、
『USオープン』、『ワールドカップオブプール』、
『モスコーニカップ』などで、
これまで以上に注目を集めること必至です。
来日経験はなかった……と記憶しています。
今秋の『全日本選手権』に出てくれたら嬉しいですね。
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