ニューヨークで行われていた
『ワールド14-1』
(World Tournament of 14.1)。
ファイナルは、
M・イモネン(フィンランド)と
E・ストリックランド(アメリカ)によって、
300点先取で争われ、
イモネンが300-270で
ストリックランドを破って、
大会初優勝を飾っています。
優勝:M・イモネン(フィンランド)
2位:E・ストリックランド(アメリカ)
3位:羅立文(台湾。JPBA)、
J・ショウ(イギリス)
ベスト16のトーナメント表はこちらから。
JPBAからただ一人参戦していた
羅立文が2度目の挑戦で3位タイ入賞を果たしています。
…………
約6時間に及んだファイナルは、
「さすがに長い」と感想を漏らす人もいたようです。
イモネン、スト様、
双方とも100点を超えるランはなく、
セーフティエクスチェンジを挟みつつ、
小~中ランで競り合ったまま推移。
285-260で迎えた大詰めの場面で、
劣勢のストリックランドは10個を入れて
ブレイクでミス。
イモネンはそこから15個を取って
上がりました。
本大会は、
WPA(世界プールビリヤード連盟)公認の
世界選手権ではありませんが、
イモネンにとって、
久々の国際ビッグタイトル獲得となりました。
他の多くの欧米の選手と同じく、
早めのテンポでスパスパと撞いていき、
難局も高いショット力で打開していくのが
イモネンの14-1スタイル。
特徴である、重い球質とキュー切れを
感じさせるショットが14-1でも多かったです。
2010年には『14-1世界選手権』で準優勝
(優勝はO・オートマン〈ドイツ〉)がある
イモネン。
(ダービーシティクラシックでも2007年に
14-1のミニイベントで優勝しているようですが)
自身初の14-1タイトルとなりました。
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Mika Immonen
1972年12月17日生
フィンランド出身
ニックネームは「アイスマン」
2001年『9ボール世界選手権』優勝
2008年『全日本選手権』優勝
2008年&2009年『USオープン』連覇
2009年『10ボール世界選手権』優勝
2012年『ワールドカップオブプール』優勝
(チームフィンランド)
2014年『BCAホール・オブ・フェイム』
(ビリヤード名誉殿堂)入り
2016年『ワールド14-1』優勝
Kamuiタップ使用
本記事の写真は、
Erwin Dionisio氏撮影です
(Photo : Erwin Dionisio edionisio.com)
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