年一恒例のデータです。
『レジャー白書2016』によると、
2015年に1回以上でも
ビリヤードをした人の数は、
およそ「280万人」でした。
…………
国内のビリヤード人口はどのぐらいなのか。
残念ながら、今のところ、
「競技人口」を正確に計った資料はなく、
計る方法もありません。
ですが、目安として参考になるのが、
『レジャー白書』です
(公益社団法人・日本生産本部発行)。
レジャー白書には、
様々なスポーツ、ホビー、レジャーに
「1年に一度以上参加した人数」の
推計値が出ています。
今年も『2016年版』
(※2015年までのことが掲載されている)が
発刊されたので早速チェック。
(※有効回答数3,375の
インターネット調査で、
推計人数を出す方式です。
母数が少ないので、
特にマイナースポーツの数値は
実態からの乖離というか
振り幅の大きさがあると思います)
ちなみに、
2015年の参加人口1位のレジャーは、
前年同様、「国内観光旅行」で、
「5,500万人」が参加したとのことです。
…………
さて、レジャー白書2016に載っていた
ビリヤードにまつわるデータを以下に。
まず、繰り返しになりますが、
2015年に1回以上でもビリヤードを
した人の数は、およそ「280万人」。
前年度から大きくダウン。あらら……。
減少傾向にあっておかしくないだろう
というのがBDの肌感覚ですが、
さすがに前年比でここまで
落ちてはいないはず。
(※逆に、2009年など
大きく上昇した時もそう思ってます)
やっぱりこれは、
マイナーなスポーツ・レジャーにとっては、
“一票の格差”が大きく出る調査法ですかね。
今回は有効回答数3,375の中に、
ビリヤードをやった人が
少なかったんでしょう……。
何度も言いますが、
これは「競技人口」ではありません。
遊びかスポーツかは関係なく、
『年に1回以上やった人』の数です。
2003年からの、
ビリヤードの年間参加人口の推移は
以下のようになっています。
2003年 670万人
2004年 670万人
2005年 710万人
2006年 550万人
2007年 530万人
2008年 530万人
2009年 920万人
2010年 830万人
2011年 370万人
2012年 460万人
2013年 330万人
2014年 500万人
2015年 280万人
トップ画像はこれをグラフ化したもの。
2015年の他のビリヤードデータも
見ていきましょう。
●参加率:2.8%
※全回答者の中でビリヤードを
年に1回以上やった人の割合。
ちなみにカラオケで31.3%。
●年間平均活動回数:5.5回
●年間平均費用:6,500円
※用具代は含まず、プレーフィーのみ
●1回当たり費用:1,180円
…………
これも何度も書いていますが、
この数値は、コアな競技層の実態を
正確に反映したデータではありません。
大型アミューズメント施設などで
遊びでビリヤードに触れている人たち、
いわゆるライトユーザー層を
イメージしていただくと良いでしょう。
BDをご覧になっている方は、
熱心に競技ビリヤードに取り組んでいる方の
割合が高いと思いますので、
費用も活動回数も、
上記の数値とは桁違いの方が
多いのではないかと思います。
…………
補足データとして、
平成27年度(2015年)の、
『CSカード』登録者数は「6,272人」。
CS登録はしていないけれども、
「継続的な趣味」や「競技スポーツ」
として楽しんでいる人が、
この5倍~10倍はいるのではないかと
BDは考察しますので、
いわゆる「競技人口」は、
3万人~6万人ぐらいではないでしょうか。
また、以前にも
ビリヲカさんに教えてもらいましたが、
国内のビリヤード場数は、
今も恐らく「1600店前後」だろうとのこと。
(※付記すると、
東京・神奈川・大阪の3都府県だけで、
約440店舗(27.5%)があるそうです)。
……ということで、以上、
覚えておくと役立つかもしれない!?
国内ビリヤードにまつわるデータでした。
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