今年もいよいよ始まります。
『第49回全日本選手権』
（2016 All Japan Championship）。
明日（17日）からステージ1がスタート。
本戦（ステージ2）は19日から5日間開催。
女子の部は21日から3日間となります。
会場は例年通り、兵庫・尼崎の
『アルカイックホール・オクト』特設会場。
今年も16台のブランズウィックテーブルが
アリーナにずらりと並ぶ姿が見られることでしょう。
ラシャは例年通りニッケ『ブリエ』、
ボールは3年目の採用となる『サイクロップ』。
ステージ1と本戦（ステージ2）、
そして、女子の部の組み合わせは
既に決まっています。
詳しくは、大会フォーマット、
観戦チケット情報などと合わせて、
JPBA公式ホームページへ。こちら。
会期中の、経過、結果、アナウンスなどは
大会公式Facebookページが早いでしょう。
こちらから。
※USTREAM（無料ライブストリーミング）も
例年通り行われる予定です。
リンクやカードなどは、
上記Facebookページなどをご注視ください。
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今年のトピックをいくつかまとめます。
●男子種目が6年ぶりに9ボールに。
男女とも「9オンフットラック」初採用
今年の競技種目は男女とも「9ボール」。
男子は2010年度大会以来、6年ぶりの9ボールです。
2011年度大会から昨年までの5大会は10ボールでした。
そして、ブレイク時のラックは、
男子も女子も「9オンフットラック」採用。
両部門とも「大会史上初」となります。
…………
●賞金総額が300万円増額
スポンサーの好意により
増額が決定したとのアナウンスが
JPBAよりありました。
→JPBAニュースページへ。
簡単ではないのは承知の上ですが、
できるだけ日本勢に獲得してもらいたいですね。
…………
●最終日が祝日
本戦（ステージ2）の始まりが19日（土）で、
終わりが23日（水・祝）。
週半ばの祝日に終わる全日本選手権は……
記憶にありません。
お客さんの入り具合や動きなど、
どんな変化があるでしょうか。
…………
●男女ディフェンディングチャンピオン、
J・チュアは今年も出場、
金佳映（キム・ガヨン）はエントリーなし
ガヨン様ファンには残念なことでしょう。
その代わりに、と言うのもおかしいですが、
2011年度大会覇者の
陳思明（中国）がエントリーしています。
今年出場する女子選手の中では、
世界的な実績において彼女が最上位でしょう。
…………
●M・イモネン、ステージ1から出場
優勝1回・準優勝3回を誇り、
全日本選手権に欠かさずと言っていいほど
出ている人気選手、M・イモネン（フィンランド）。
今年は本戦（ステージ2）のトーナメント表や
事前のエントリーリストに名前がないぞ……
と思っていたら、
ステージ1から出場するようです。
本戦のエントリーに
間に合わなかったのかもしれません。
他に、ステージ1には台湾の総大将、
趙豊邦の名前もあります。
…………
●アジア中心にワールドトップ選手続々登場
男子本戦には、
今年もワールドトップクラス選手たちが
数多く参戦します。
フィリピン／
E・レイズ、F、ブスタマンテ、
J・チュア、L・V・コルテッザ、D・オルコロ、
C・ビアド、R・ガレゴ、A・リニング、
W・キアムコ、J・イグナシオ、J・デルーナ
R・ファロン、など
台湾／
柯乗逸、柯乗中、張榮麟、張玉龍、
鄭喻軒、楊清順、郭柏成、など
中国／
呉珈慶、党金虎、李赫文、王燦、など
ドイツ／T・ホーマン
カナダ／A・パグラヤン
シンガポール／A・ヤップ、など
世界チャンピオン7名。
日本の高橋邦彦プロと赤狩山幸男プロを
加えると9名です。
※ちなみに、昨年度大会3位、
『USオープン』5勝の人気選手、
S・V・ボーニング（アメリカ）は、
同時期に行われるアメリカの
8ボール招待試合『Make it happen』に
出場する模様です。
ボーニング以外に、
D・アプルトン、J・ショウ、R・モリス、
C・デュエル、J・モラがそちらに出ます。
…………
最後に、参考までに昨年の結果を。
女子の部は、元・世界チャンピオン、
韓国の金佳映（キム・ガヨン）が
日本のエース、河原千尋を倒して初戴冠。
2015女子：
優勝：金佳映（キム・ガヨン。韓国） ……左2
2位：河原千尋（JPBA） ……右2
3位：木村真紀（JPBA） ……左
高木まき子（JPBA） ……右
2015 Womens DIV.
Winner : Kim Ga young
Runner-up : Chihiro Kawahara
3rd : Maki Kimura & Makiko Takagi
…………
男子は、23歳（当時）のJ・チュアが
日本での初タイトル獲得となりました。
JPBA勢最高位は羅立文の5位タイ
（ベスト8でチュアに敗退）。
2015男子：
優勝：ヨハン・ゴンザレス・チュア（フィリピン） ……中央
2位：ロナート・アルカノ（フィリピン） ……左2
3位：シェーン・バン・ボーニング（アメリカ） ……右2
ハン・ハオシャン（中国） ……左
ベストアマ：酒井大輔 ……右
2015 Mens DIV.
Winner : Johann Gonzales Chua
Runner-up : Ronato Alcano
3rd : Shane Van Boening & Han Hao xiang
※全日本選手権の男女歴代覇者などは
こちらをご覧ください。
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さあ、今年はどうなる!?
BD、本戦（ステージ2）を取材します。
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