全日本選手権 in 尼崎アルカイックホール。
会期の真ん中のDay 3。
写真でざっくり振り返ります。
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3日目から女子の部も始まりました。
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光岡純子プロによる朝のルール説明。
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注目のルーキープロ、
平口結貴(左)は、朝イチの回転で、
難敵・郭思延(台湾)と対戦。
地元・北海道のテレビ局が密着取材をしている中、
1ラック目のワンダフルな取り切りから、
きっちりゲームメイクして、
ほぼ完勝といっていい内容でした。
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その平口プロのプレーを見守る3名。
左から、
朝、ホテルのエレベーターで偶然一緒になった
異国のおじさま。もとい、
ポケットビリヤードの神様。
フィリピン的ファンタジスタの系譜を継ぐ、
L・V・コルテッザ。
平口プロの師、鳴海大蔵プロ。
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今年出場している女子選手の中で、
恐らく世界的な実績は最上位。
中国の陳思明、始動しました。
初戦は日本女子トップアマ、
小西さみあに完勝。
あのストロークとリズム……。
台湾の男子を観てるのかと思った。
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ママさんもたくさん出てますよ~。
木村真紀プロ。
BDは身長3mあるので、
乳幼児がこっちを凝視してくれる確率85%。
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昨年も写真を撮った気がする
関東のスモール3姉妹。
左から、青木絵美、工藤孝代、府川真理。
皆、初戦で勝利。
府川プロは台湾のジェニファー・チェンに、
1-6ビハインドからのマクリ勝ちでした。
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スモールズ共通の悩み。
それは、9オンフットラックだと、
ラックを組むのはともかく、
隙間チェックがしにくいこと。
なので、青木プロは、
横から(長クッション側)から
確認してました。
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さて、Day 3は、
男子の決勝シングルトーナメント・
ベスト64も行われました。
トーナメント表を見ると……
“尼崎・秋のフィリピン祭り”状態です。
A・パグラヤン(左) vs A・リニング(リニング)は
パグやんの勝ち。
あ、パグやんはカナダで出てますね
(フィリピン出身・カナダ在住。
※カナダのグリーンカードを持っている)。
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いち早くベスト32進出を決めたのが、
「ヌル・サクッ」なプレースタイルで
知られるJ・イグナシオ。
フィリピンの大先輩、F・ブスタマンテを
相手に、まるで練習のように撞いてました。
生まれつきそういうプレースタイルなのですが。
相変わらず「握らないストローク」です
(スライドストローク)。
イグナシオのベスト32の相手はM・イモネン。
2人ともテンポが速いので、11ゲーム先取でも
1時間ぐらいで終わりそうな気がします。
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台湾勢もオールスター総出演状態。
その中でベスト32一番乗りは、
“マシーンに最も近い男”、張榮麟。
中国の党金虎に勝って、
ベスト32は鄭喻軒との台湾対決。
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元台湾・現中国のスタープレイヤー、
呉珈慶は津堅翔に勝利。
皆が憧れる彼のストロークをスローで。↓
この動画のツボが2つ。
◯1 実はこれ、わかりづらいですが、
8番越しに構えている「やや撞きづら」。
キューには傾斜が付いてます。
それでも、
ヘッドアップもキューブレもなく
美しいキュー軌道を体現。
キューは身体の一部です。
◯2 彼のカッコいいルーティンの一つ、
撞いた直後に身体を起こしながら
キューを「しゅーっ」て戻すヤツを
スローで捉えることができました。
この「逆スライドストローク」、
真似したいですよね~。
呉に敗れた津堅プロの談話:
「自分、序盤がダメでしたね。
中盤以降はちゃんと撞けた実感はありました。
もうちょっと頑張れたら、
競るぐらいのところまでいけたかなと。
それにしても呉はハンパないですね。
普通、トッププロといっても、
全てをスーパーに兼ね揃えてる人って
なかなかいないと思うんですよ。
でも、彼は、ブレイク、シュート、セーフティ、
空クッション、ポジション、メンタル、
ストローク……全てを高いレベルで持っている。
そりゃあ、そうそう負けないですよね」
呉珈慶のブレイクスロー動画も近日アップします。
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浅野正人はイモネンに敗北。
直後に、ミスした球をテーブルに再現したら、
「それはもっとソフトに撞くべきだったんじゃないか」
とイモネンから一言。
「それ、撞く前に言うてくれたらええのに(笑)」
とは浅野プロ。
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韓国のヤン・ヨンジュンとのヒルヒルマッチを、
自らの7番ミスで逃してしまった松田創一、
天を仰ぐ。
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“足元はパンク”なあの人は、
吉岡正登に勝ち、
ベスト32の相手は稲川雄一です。
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日本人対決、
島田祐作 vs 和田敏幸は
島田プロに軍配。
島田プロ談:
「今の試合は、
自分の内容は良くなくて、
展開に助けられた格好でした。
でも、昨日、
『この舞台でやっとちゃんと自分の球が撞けたな』と、
初めて思えた試合があったんです。
全日本選手権には、7、8回出てますけど、
あの感覚はホントに初めてでした。
ああいうのがあると、
『もっとできる』『もっとやりたい』って
思っちゃいますよね」
ベスト32ではA・パグラヤンと対決。
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同じく日本人対決の
浦岡隆志(左)vs 大井直幸は、浦岡に軍配。
浦岡プロのベスト32の相手はC・ビアドです。
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BD的に、かねてから
「中国のゴルゴ13」と
名付けたいと思っている劉海濤。
R・ファロンに敗れました。
ライフルケースみたいなキューケースに
キューをしまうところがまたゴルゴっぽくて。
(※キューとケース一式は
『ロンゴーニ』のものです)。
仕事終了……いや、大会終了です。
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ベスト64で敗れましたが、
竹村幸祐選手と木原弘貴選手、
両アマの健闘、お見事でした。
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注目の一戦、「神」E・レイズ vs 赤狩山幸男は、
レイズが辛勝。
カーリーのブレイクイリーガルや
出しミス、痛かったです。
「神」もだいぶショット後に
身体が動くようになりましたが、
フィリピンプレイヤーたちが皆で熱心に
神を応援しており、
神、ゲームボールを入れて、
照れ笑いのガッツポーズで応えてました。
その後、キューをしまいながら、
何事かをカーリーと話していた姿が
本記事のトップ画像です。
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そして……、
川端聡(左)は台湾トッププロの一人、
柯乗中に勝利。
ベスト32はK・ブーホンと当たります。
川端プロ談:
「先月の『北陸オープン』からずっと
ブレイクが良くて、
イリーガルはめっちゃ少ないです。
それがここまで来られてる理由の一つかな。
ブレイク以外は良いところもあれば
悪いところもあるという感じですよ。
全然パーフェクトな訳じゃない。
でも、なんとかこっちが頑張ってるとね、
柯乗中くんもそうですけど、
相手がプレッシャーを感じてくれて、
自分に展開が向いて来るんだと思います」
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さあ、全日本選手権もあと2日!
もちろんDay 4も全力で追っかけます!
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