今年10月の『USオープン』(9ボール)で
5度目の優勝を飾った、アメリカNo.1プレイヤー、
シェーン・バン・ボーニング。
ボーニングは、今年の7月、
ラスベガスで2部門同時開催で行われた
『USオープン10ボール』と
『USオープン8ボール』でも優勝しています。
ということで、
『2016年USオープン三冠』と言っても良いでしょう。
もっともラスベガスの10ボールと8ボールは、
「バーテーブル」、すなわち
「7フィートテーブル」で行われたので、
10月の『USオープン9ボール』
(日本で一般的な9フィートテーブルで行う)
とは同列に考えない人もいます。
…………
さて、その、
ラスベガスの10ボールと8ボールの
USオープンの公式試合動画が、
youtubeで一挙公開されました。
ここでは数本載せておきます。↓
10ボール決勝戦:
ボーニング 13-8 R・モリス
今年、ホール・オブ・フェイム
(ビリヤードの名誉殿堂)入りを果たした
「ハワイアンロケット」モリスとの対戦。
このスコアが約1時間30分で終わります。
スムースな両者のプレーは
「これぞアメリカンプール」的な面白さ。
ボーニングは10ボールで3度目の優勝です。
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8ボール決勝戦:
ボーニング 11-6 R・ヘンドリクソン
相手のヘンドリクソンは、
ノースダコタでは知られたプレイヤー。
サウスダコタ(ボーニング)と
ノースダコタ(ヘンドリクソン)の
ダコタ対決は、
4-4までほぼ互角でしたが、
あっさりボーニングが抜き去っていきます。
ボーニング、8ボール部門では初優勝。
…………
他にも、
大会公式映像プロダクションの
CueSports Internationalの
youtubeチャンネルに行けば、
ボーニングの試合を含め、
本大会の動画はたくさんあります。
これ、ビュー数が伸びそう。↓
ボーニング vs F・ブスタマンテの8ボール。
8-8のヒルヒルで
ブスタマンテがまさかのシュートミス。
飛び跳ねながらタイムアウトを取るボーニング。
…………
映像を観てわかるように、
このレベルのプレイヤーたちが
7フィートテーブルでプレーすると、
シュートミスはまずありません。
ひとたびランアウト(取り切り)の形が
見えてしまえば、一気に取り切っていきます。
そのスピード感が7フィートテーブルの魅力。
シュートミスがほぼないとなると、
それ以外の要素――ブレイク、
組み立て&ポジション、セーフティ、
空クッション、トラブル解消――の
出来不出来が勝敗に大きく影響してきます。
ブレイクの上手さが
つとに有名なボーニングですが、
当然ながら細かい手球ポジションや
的球を入れながらのトラブル解消なども
巧みですね。
7フィートテーブルへの慣れも感じられますし、
とても落ち着いています。
約1年前のものですが、
ボーニングが7フィートテーブルでの
プレーに関して語っている部分がある
ロングインタビューはこちらからどうぞ
(該当する箇所は後半です)。
…………
さて、ボーニングに関する最新情報ですが、
来年1月ニューヨークで第1戦が開催される
『ワールド8ボールシリーズ』
(D・アプルトンが発起人&プロモーターを務める)
には出ない模様。
同大会の公式Facebookによると、
中国の『チャイニーズ8ボールマスターズ』が
同じ時期に開催日程を「ぶつけて」きていて、
大会スポンサーであるJOYは、
ボーニングともスポンサー契約を結んだようで、
ボーニングは中国に渡るようです。
ワールド8ボールシリーズの第2戦以降は
出ると思われます。
なお、ワールド8ボールシリーズは
本戦出場選手が出揃いつつあります。
やはりアメリカ勢が多く、
ヨーロッパ、フィリピン勢がそれに続く格好。
これについてはまた追ってお届けします。
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