今回は番外編です。
日本有数の"キュー切れ"を持つ、
アーティスティックビリヤードの全日本選手権覇者・
渡辺元プロ(JPBF)に、
すんごい球を撞いてもらって、
色々と動画で撮ってみる企画――を、
これまで4回やってきましたが、
今回はちょっとしたお遊びで、
ポケットビリヤードテーブルで
定番のロングドローを撞いてもらえないかと
BDからお願いしてみました。
「あ、虻川プロが撞いてるヤツですか?」
(渡辺プロ)
“アーティスティックの横綱”渡辺プロは、
“引き球魔神「アブー」”虻川修プロを
「あのアブさんはだいぶすごいですから(笑)。
でも、やるのは構わないですよ」
(渡辺プロ)
と、OKいただけたので、
「0.5P/0.5P」の位置に手球と的球をセットして、
異種キュー切れ(?)にトライしていただきました。
…………
で、スコーン! と、Take 2でこれ ↓
引きの距離はアブーに及びませんが、
ボールサイズやテーブルサイズの違いに
即対応してすぐ引けるものなんですね、
この2分前までキャロムテーブルで
撞いていたのに……
(というかこのラシャ、重そう……)。
キュー切れに国境なし。
同じぐらい引けた時に、
キュー先をスローで撮ってみました。↓
タップが手球を捉えてすぐ、
クイックに「引っかきおろす」。
よく言われる「鬼引きの鉄則」が
映像に収まっていました。
「まあ、こんなものでしょう。
もうこれで良いんじゃないですか?(笑)
今の僕はこれ以上、距離は伸びないと思うなぁ」
と笑う横綱に、
(これ、ボールに慣れたらもっと引けるな……)
と思ったBDは、
「あと1回」「次がラスト」と
終わる終わる詐欺をして数回やっていただくも、
Take 2を大きく越える試技は出ませんでした。
しかし、キューが切れる人は、ミスも派手。
「引っ掛け」(前クッション)で
的球に当ててしまうとこんな風に引けてきます。↓
これはこれで一つのトリックショットみたい。
それと、キューミスが「0」だったのはさすがです。
ひょっとしたら、自然と撞点をセーブして
あまり下げてなかったのかもしれません。
…………
「キャロムとポケットでは、
やっぱりボールのサイズが異なるので、
球の挙動は厳密に言うと違うと思います。
でも、僕は特にポケット用に撞き方を
変えている訳ではなく、基本的に同じです
(※キューはポケット用MEZZを使用)。
その辺りも含めて、
一度虻川プロとはお話したり、
”切り合い”してみたいですね。
たまに山手線の某駅でも
お見かけしてますので……(笑)」
(渡辺プロ)
おっ、コラボレーションの予感……(^^)
ちょっと仕込んでみたいと思います。
渡辺プロ、ありがとうございました。
…………
次回は本編に戻って、
年明けに「切り押し」をお届けする予定です。
Hajime Watanabe
1983年3月9日生
東京都出身
JPBF入会2006年
2007年&2011年『全日本アーティスティック選手権』優勝
NABBI(東京・大塚)所属
使用キュー(3C、平撞き、マッセ)は全てMEZZ
※撮影場所は渡辺プロが所属する
『NABBI』(東京・大塚)。
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BD Official Partners :
世界に誇るMade in Japanのキューブランド。MEZZ / EXCEED
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