「弁慶」と言えば、
源義経の怪力無双の郎党、
「武蔵坊弁慶」があまりにも有名ですが、
ビリヤードの世界では、
「ブレイクキュー・BENKEIシリーズ」で
知られています。
そのBENKEIの待望の新モデル、
『BENKEI-5』が先月リリースされました。
「5」は「第5世代」を表しています。
先日、現物を見る機会に恵まれましたので、
写真とメーカーコメントをお届けします。
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ブラックステイン(黒着色)メイプルを
ベースにしたバット。
フォアアーム・グリップ部が
4分割構造になっているところはこれまでと同じ。
リングのカラーの違い(赤と青)によって
2モデルあります。
黒いボディにリングが挿し色として効いていて、
精悍だけでなく華もあるデザインですね。
約1年前の構想時から
このデザインは決まっていたのだとか。
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バット側のジョイント部をアップで。
ジョイントピンは、
定番の『3/8-10山・フラット』。
また、グリップ部はノーラップです。
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スリーブ部をクローズアップ。
アダムのゴールドロゴとリングの相性も
なかなか良いですね。
この色鮮やかなリング材は
「雲パールのブルーとレッド」と言うようです。
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注目はこの新しいシャフト、
『TH2』(トールハンマーツー)。
その実体は、
「”SOLID 8 VI”シャフトの
“THテーパー”(ブレイクテーパー)版」です。
タップ側の写真はありませんが、
タップは黒ベークライト(樹脂)で
先角はXTC(樹脂)です。
ちなみに、TH2シャフトは今のところ
単体での販売予定はありませんが、
メーカーとしては
「年内に単体での販売を始められたら……
という希望はあります」
とのこと。
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プレイヤーや代理店からも、
「新しいブレイクキューを出してほしい」
という要望が多く寄せられる中、
満を持して登場したBENKEI-5。
実は、デザインだけでなく仕様も
従来のモデルとは異なっていて、
バットもシャフトも
「少し細め」のテーパーになっています。
既に実戦投入をしていた
あるトップアマ選手に聞いてみたところ、
「これまでより径が細めになっているおかげか
手球の操作性が高くて、
9オンフットラックのブレイクなど
コントロール系のブレイクもとてもやりやすい。
パワーで割るというより
しなりで割るというタイプではないでしょうか」
という反応が返ってきました。
これは製作側の意図するところと重なるようで、
「手球が暴れにくいので、試合で扱いやすい
という声はプロたちからもいただいています。
タップを変えればプレーでもかなり使えます」
とはメーカー担当者さん談。
既存のスタイルに少なからずテコ入れをして
生まれた新ブレイクキュー、BENKEI-5。
これからどういう評価を得ていくか注目です。
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