主に北米や欧州を中心に、
「競技台」(トーナメントタイプテーブル)として
高い信頼を得ている
『DIAMOND』(ダイヤモンド)。
『US Open』や
『Derby City Classic』といった
北米開催のビッグイベントの
大会公式テーブルとして採用されていることでも
知られています。
以前にも書きましたが、
海外遠征経験豊富な日本のプロからは、
「ダイヤモンドで普通に撞けて
勝てる人は、どのテーブルでも
撞けて勝てるでしょう。
シビアで良いテーブルです。
US Openという試合が
勝っても負けても納得度が高いのは
テーブルがダイヤモンドだからという
ことも関係していると思います」
という声を聞くことも度々です。
現在日本でダイヤモンドを導入している
ビリヤード場は多くはありませんが、
ダイヤモンドファンは日本にもいて、
撞ける所を探している人もいます。
ビリヤード用品取扱大手の
New Art(ニューアート)は、
ダイヤモンドテーブルの
販売・設置工事の実績も多いのですが、
先日、日本ではかなり珍しい、
ウォルナット材をベースにした
ダイヤモンドテーブルの設置工事をしたとのこと。
その様子を写真で見せていただきました。
場所は都内のビリヤード場です。
…………
脚部やフレーム部を搬入し、組み上げます。
大きなパーツは階段で運んでいます。
…………
続いて石板(スレート)を搬入し、設置します。
ダイヤモンドはスレートの表面研磨の精度が高く、
正確性が高いと言われています。
厚みも他の競技台より厚いのが特徴です
(他の競技台=約2.5cm、ダイヤモンド=約3cm)。
これはボールの直進性や転がりに
影響する部分でしょう。
…………
ラシャは『シモニス #860』のアップルグリーンを。
また、写真では登場していませんが、
ボールは話題の最新型アラミスボール
『アラミス トーナメント TVプロカップ デュラミス仕様』
です。
…………
クッションゴムとクッションレールを据え付けて、
ポケットとエプロン(スカート)を
取り付ければ完成です。
今回、ポケットは『溜まるタイプ』のため、
トラックレールやリターンボックスは付けていません。
ウォルナットの無垢材から醸し出される
落ち着きのある風合いと洗練されたフォルム。
また、ニューアートオリジナル塗装で
つややかになり高級感もにじみ出ています。
国内にある多くのダイヤモンドテーブルは
主材がオークで、ウォルナットを使ったものは、
New Artいわく「国内でこれ1台」とのこと。
また、ダイヤモンドはアジャスター部以外、
無垢材を使用しており、
特にキューの当たる表面的な部分には
金属が使われていないことでも知られています。
(※他の競技台の多くはクッションレールの
表面にデコラ〈樹脂〉を採用し、
コーナー部に金属を使っています)
プレーしてみてすぐ感じられる
他の競技台との違いの一つは、
「クッションレールの天面の形状」でしょう。
他の競技台は湾曲していますが、
ダイヤモンドはフラットに近いので、
土手撞きをする時は、
よりしっかりとしたレールブリッジと
精度の高いストロークが求められます。
……以上、
ダイヤモンドテーブルの導入事例を
写真で見てきました。
ダイヤモンドを始め、
ビリヤードテーブルについて詳しくは、
New Art公式サイトの
「テーブル」の項をご覧ください。
※New Artの最新情報は、
…………
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