台湾のエース・柯乗逸(カー・ピンイー)が
攻撃力全開で取り切る動画です。
ベトナムで行われたエキシビションか
ハウストーナメントのワンシーンのようです。
種目は10ボール。
早速どうぞ。5分20秒。↓
柯乗逸、ブレイクイン、1番プッシュアウト、
↓
相手、考えた末にパス
↓
柯乗逸、取り切り
という流れなんですが、
バンクやコンビいっぱいの楽しい取り切りになってます。
スコア差もあるし、公式戦でもないし、
アグレッシブに行ったというところもあるでしょう。
それにしても成功させ続けるのはすごいですが。
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さて、以下は、『アジア選手権』で撮った
柯乗逸のストロークのスロー動画です。
BDが彼のストロークが好きということもあり、
色々な角度から撮りました。
まずは真横から。
コーナー穴前の的球(たしか5番)を入れて、
しっかり順下2クッションで引き戻した時のストローク。↓
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身体を最大限に伸ばして構え、
押し球で転がした時。↓
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土手撞きで8番をサイドに入れた時。
シャフト全体のしなりが良く見えます。↓
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イージーな9番を、
軽いストップショットで撞いた時。↓
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レールブリッジで撞点を下げて、
7番をサイドにカットしている時。↓
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見事なぐらい、キューと右腕しか動きません。
そして、キューの上下動はほとんどなく、
波打ってません。
たぶん真後ろから撮ったとしたら、
左右のブレもほとんどないでしょう。
柯は基本的にはオープンブリッジで
ほとんどの球を撞いていますが、
インパクト後にキュー先が
跳ね上がるようなこともありません。
(※引き球の時はスタンダードブリッジを
組むこともありました)
ちなみに、彼のキューは黒いサウスウェスト。
シャフトはノーマル(オリジナル)だそうです。
あくまでスロー動画を撮って見て感じですが、
シャフトのしなり(振幅)は、
いわゆる「ハイテクシャフト」よりも
大きいように感じられました。
トビ(見越し)も大きいだろうし、
大変そう……と思ってしまうところですが、
本人は小さい頃からそれで撞いている訳で、
ノーマルシャフトでのヒネリ方や
ヒネった時の厚みが身体に染み付いていて、
今更意識することもないのだと思います。
むしろハイテクシャフトに
合わせられるのかどうか、興味があります。
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柯乗逸のブレイク動画(スロー含む)はこちら。