言うまでもないことですが、
現代ポケットビリヤードのトーナメント種目、
「9ボール」「10ボール」「8ボール」、
「9ボール（9オンフットラック）などにおいて、
ブレイクショットの重要性は高まる一方です。
となると、ブレイク専用のキュー、
すなわち「ブレイクキュー」の性能や、
使い手とのマッチングがとても大事になってきます。
多くのキューメーカーが、
ブレイクキューの開発・生産に力を入れており、
この20年で選択肢の幅はかなり広がりました。
ジャパンブランドで言えば、
MEZZ（三木）の『POWER BREAK』シリーズや、
ADAM JAPANの『BENKEI』シリーズが
高い人気を博しているのは、
過去のBD記事でも記した通り。
これまで海外ブランドの
ブレイクキューはあまり取り上げてこなかったので、
ここで、豊富な商品ラインナップを誇る
New Art（ニューアート）にご協力いただき、
合計8本の海外ブレイクキューをピックアップ。
今回は「前編」として、まず4モデルをご紹介します。
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PREDATOR『BK3』
（プレデター ビーケースリー）
このキューはやはり
トップに持ってこなければいけませんね。
プレデターの大人気ブレイクキュー、
「BK」シリーズの第3世代です。
撮影したのは、
「スポーツグリップ」タイプですが、
他にノーラップ、リネン（糸）があります
（※レザーは廃盤になりました）。
シャフトは専用の「BK3CFシャフト」、
タップは「BKフェノリック」、
ジョイントは「ユニロック」です。
プレデターBKシリーズは、
キューパワーと手球コントロール性能の
高い次元での両立が最大の特徴。
十分な破壊力を備えながらも、
使い手の意志をショットに反映させやすい
ブレイクキューと言えるでしょうか。
それゆえ、アマプレイヤーはもとより、
国内外の多くのプロプレイヤーが
信頼を置いて使っています。
商品ページ：BK3シリーズ
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OB『Rift』
（オビ リフト）
唯一無二のシャフト構造と先角で
瞬く間に認知された『OB』（オビ）が
リリースしたブレイクキュー『Rift』（リフト）。
カラーは写真のブラックとブルーがあり、
グリップは写真のラバーグリップと
ノーラップがあります。
ブレイク専用のテーパーを施したシャフトには
「サムサラレザータップ」を装備。
先角は、OBの特徴である
積層メイプルを採用しています。
バットはコア（芯材）入りの
「クワッド・ラム」という構造で、
手球に十分なパワーを伝えてくれます。
装飾のほとんどない
シンプルなルックスからも
質実剛健な雰囲気が漂います。
商品ページ：OBブレイクキュー
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JOSS『Thor Hammer』
（ジョス トールハンマー）
日本のあるプロが試合で使っていて、
その美しいカラーリングに
すぐ目を引かれたブレイクキューです。
アイアンウッドをベースに
パープルハートの挿し色が映える
このキューはJOSS（ジョス）のもの。
ジョスオリジナルの
「エクストラハード4枚積層タップ」を装備し、
ジョイントカラーや先角には樹脂を用いて、
堅牢で反発力を高めた造りに。
アイアンウッドとパープルハートの
配色を逆転させたモデルもあります。↓
こちらも良いですね～。
※ブラックもあるのですが、
現在New Artでは「在庫切れ」となっています。
商品ページ：Thor Hammerシリーズ
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Lucasi 『Big Beulah 2』
（ルカシー ビッグビューラー2）
ジョスとは好対照な、
スポーティなデザインのこちらは、
ルカシーのブレイクキュー。
ブラックのボディの要所に
シルバーパーツを配して引き締めて、
モデル名もしっかり入れています。
専用の8分割シャフトには、
カーボンファイバーの先角と
ベークライト（樹脂）のタップを搭載。
独自開発の「X-Shox」グリップのおかげか、
ほどよく吸い付くような握り心地で、
ストロークスピードを上げても
振り抜きやすい印象です。
商品ページ：Hybrid BREAKシリーズ
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気になるブレイクキューはあったでしょうか？
近日「後編」もお届けします！
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