→前編はこちら。
現代ポケットビリヤードで、
ますます重要性が高まる「ブレイクショット」。
その専用キュー、「ブレイクキュー」は
世界中のメーカーが作っていますが、
中には、日本のビリヤードファンが
普段あまり目にすることのない
海外製ブレイクキューもあります。
そこで、豊富な商品ラインナップを誇る
New Art(ニューアート)にご協力いただき、
合計8本の海外ブレイクキューをピックアップ。
「後編」の今回は4モデルをご紹介します。
早速こちらのキューから。↓
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CUETEC『Wct Break』
(キューテック ダブリュシーティーブレイク)
手の伸ばしやすい価格帯で
豊富なキューバリエーションを展開する
『キューテック』。
あのアメリカのトップスター、
シェーン・バン・ボーニングが
先日の『ワールドカップオブプール』で
使っていたブレイクキューがこちら、『Wct』です
(※シャフトは別のものを使っていたようです)。
専用のWctシャフトは、
根元側の内部にカーボンロッドを配し、
ベークライトの先角を備え、
ブレイクパワーを最大限に引き出す仕様。
モデル名を大きく入れ、シルバーパーツで
要所を引き締めたモノトーンデザインは
とてもスポーティー。
実勢価格2万円台と、
高いコストパフォーマンスを誇る一本です。
商品ページ:Wct Break
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Jacoby『Heavy Hitter』
(ジャコビー ヘビーヒッター)
普及価格帯のキューから
贅を凝らした意匠の高級カスタムキューまで
様々なモデルをリリースしている
アメリカンメーカー、ジャコビー。
そのジャコビーが出している
ブレイクキュー(画像の青い方)と、
ブレイク&ジャンプキュー(グリーンの方)は、
「ヘビーヒッター」の名前の通り、
20~24オンスほどある重さが最大の特徴
(※一般的なキューは20オンス弱)。
バットはノーラップで太めに作られていて、
ピタッとしたフィット感があり、
先角とタップは樹脂成形の一体型で、
高い反発力を誇ります。
腕を速く振ろうと意識せずとも、
筋力・体力に自信がなくとも、
キューの自重でしっかり振れて、
手球を弾いてくれるので、
無理のないブレイクフォームで
十分にパワーを伝えることができます。
ブレイクキューも
ブレイク&ジャンプキューも
基本デザインは一緒で、
ブレイク&ジャンプは、
バットの中央部で分割できる構造。
以下の商品ページの通り、
カラーは全て単色で、
バリエーション豊富なので、
きっと気に入る色が見付かるはず。
商品ページ:Heavy Hitter Break
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McDermott『NG04』
(マクダモット エヌジー04)
BDも今回の撮影で初めて見た
ちょっと珍しいブレイクキュー。
ぱっと見、
プレーキューにも見えるデザインですが、
バット中央部で分割できることから、
ブレイク&ジャンプキューだとわかります。
それだけでなく、付属のジャンプ専用バット
(画像の黒いバット)を
直接シャフトに取り付けると、
ダーツストロークジャンプなどに向いた
細身のスタイルに早変わり。
ブレイク
ノーマルジャンプ
ダーツジャンプ
と三役をこなすキュー。
その全てに、堅牢な独自構造を持つ
「スティンガーシャフト」が
しっかりと対応してくれます。
独自のアイディアと構造が楽しいこのキューは、
アメリカの老舗メーカー、マクダモット製。
様々な機能とデザインのキューを作り続けてきた
メーカーならではのモデルです。
商品ページ:McDermott J&B Cues
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駆け足でご紹介してきましたが、
気になるブレイクキューはあったでしょうか?
国内・海外合わせると、
本当に多くのブレイクキューや
ブレイク&ジャンプキューがあります。
チェックしてみてください。
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