大宮店にはビリヤードテーブルが12台あります。
今回は8台を使って進行。
BDが訪れたのはお昼前で、
ダブルイリミネーションラウンド
(予選ラウンド)の終盤でした。
全40チーム(80名)が揃っている
時間帯だったため、熱気ムンムンです。
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バグースビリヤードインストラクターの皆さん
(JPBAプロ選手)にご挨拶。
上の画像の左から、渡辺剛史プロ、
中島美秀プロ、赤狩山幸男プロ、
フレームの右から塙圭介プロ。
塙プロにとって大宮店は定期的に出勤している
「ホーム」と言っていいお店だったので
終始リラックス&ニコニコ。
「タケP」こと渡辺剛史は運営メインで活躍。
写真はありませんが西尾祐プロも
運営を担当しておられました。
インストラクター達に
記念撮影を求める参加者も多く、
なごやかな空気が流れていました。
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試合種目は9ボールダブルス・
3ラック先取の「ボールハンデ制」。
ラック数の増減でハンデを調整するのではなく、
「下級ペアは9番だけでなく8番を入れても1点」
というように、
ポイントボールを増やすハンデ方式です
(※こちらのように細かく設定されています)。
ボールハンデ制は海外でよく採用されていて、
下級者にはチャンスが、
上級者にはプレッシャーが増える
良いハンデ方式だと思います。
こういうダブルスイベントなどには
ピッタリじゃないでしょうか。
ボールハンデ制となると
ますます重要になるのがブレイクショット。
バンキングを取り、
きっちりラックをし
(※ハンデボールは即死しない所に置く)、
いいブレイクをして、
チャンスの芽を増やすことが大事です。
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1+1が2ではなく、
3にも4にもなるのがダブルス。
1ラックに1度、1分間だけ使える
「相談タイム」を活用し、
シンクロ度を高めていきます。
シンクロしたままカメラを見てしまうペアも(笑)。
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女性選手の姿も多く見られました。
その多くが男性とのペアでしたが、
中には女性同士のペアも。
それほどガチではないイベントコンセプト、
誰にでも勝つチャンスのあるハンデ設定、
それにランチビュッフェ付きという点で
参加意欲が高まるようです。
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こちらがそのランチビュッフェ。
お店のご厚意でBDもご相伴に預かりました。
参加者もインストラクターも
試合の合間にゆっくりと食事を楽しんでいます。
「美味しいでしょ? BDさん、
たくさん食べて行ってくださいね。
僕が参加者だったとしたら、
エントリーフィー(1チーム6,000円)に、
ランチビュッフェと1ドリンクが
含まれてるのは結構お得だと思います」
(赤狩山プロ)。
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盛り付けも綺麗でSNS映えしますね~。
撮影中の後藤田佳奈プロ。
さらにスイーツの香りに引き寄せられてきた(?)
佐藤裕美選手も発見。
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さて、2組のインストラクターペアは
厳しいハンデで戦っていた訳ですが、
中島&後藤田の女子プロペアは
5位タイとまずまずの戦績でした。
「た、た、球が入りません……」とは中島プロ。
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一方、赤狩山&塙の男子プロペアは、
さすがの巧さと安定感で
スルスルと勝ち上がって行きます。
取り方もすぐに共有できているようで、
シュッとした顔のままシュッと取り切りを
重ねる姿に、会場からは感嘆の声も。
この2人の極めて少ない相談タイムの写真が
これです。爽やか!!
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鉄板の優勝候補に思えた男子プロペアですが、
さすがに決勝戦での「CCペア」との対戦は
キツかったでしょう。
CCペアはプロペアと当たると、
「6、7、8番もポイントボール。
かつ、2ラック先取になる」のです。
Cクラスといえど、しっかりとした
ストロークを持つ鈴木賢也&安藤弘貴ペアは、
プロの2度のミスを見逃しませんでした。
上の画像で安藤選手がメカニカルブリッジで
撞いている3-7コンビがゲームボール。
CCペアがPPペアを2-1で破って初優勝です。
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絶対的なプロペアを、若きCクラスペアが
決勝戦で破るという劇的な展開。
BDも大いに楽しませていただきました。
全体の進行もスムーズで、フォーマットや
ハンデ設定のバランスの良さも感じた次第です。
最後に、
お店の責任者である小川洸主任(左)と
塙プロからコメントをいただきました。
小川主任談:
「私は大宮店に着任してまだ日が浅いのですが、
来てすぐに、常連のお客様に
とても愛されているお店だなと感じました。
そんな常連のお客様が楽しみにしていた
イベントですし、大宮店過去最大キャパシティの
イベントでもありましたので、
成功裡に終わって私も嬉しく思っています。
また今後も大宮店でこのような大きな
ビリヤードイベントができることを願っております」
塙プロ談:
「僕は大宮店ができた少し後に
インストラクターになりました。
あっという間の10年でしたが、
ここで多くの方と知り合うことができ、
たくさんの思い出があります。
このフロアにこれだけの
ビリヤードプレイヤーが集まっている光景を
見ることができて胸が熱いですし、
大宮店の常連さん達のテンションが
上がっているのも伝わってきました(笑)。
個人的にダブルスは結構好きで、
ビリヤードの魅力やイメージを
高めてくれるプレースタイルだと思います。
いち選手としてもダブルスは
勉強になることが多いですし、
コミュニケーションも増えて楽しいですね。
今日はマイパートナーが
あのお方(赤狩山プロ)なので
余計にそう感じたのかもしれませんが(笑)」
小川さんと塙プロ、ありがとうございました。
バグースでは不定期(年に2~3回)で
ダブルスイベントを行っていますので、
興味のある方はイベント情報をチェック!
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