アメリカで行われた2大会の結果です。
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まず、ラスベガスのビリヤード場『Griff’s』で、
7/17~7/19の3日間で行われていた
今年の『USオープン10ボール』には64名が参加
(日本選手は出ていません)。
9ラック先取・ダブルイリミネーションで競いました。
WPAランキングポイント対象イベントだったようです。
優勝したのは、
アメリカNo.1プレイヤー、S・V・ボーニング。
無敗のままトーナメントを駆け上り、
最後はフィリピンのW・キアムコを
勝者決勝と決勝戦の2度続けて破り、
大会3度目の優勝を飾っています。
優勝:S・V・ボーニング(アメリカ)
2位:W・キアムコ(フィリピン)
3位:R・ゴメス(フィリピン)
4位:A・パグラヤン(カナダ)
5-6位:L・V・コルテッザ(フィリピン)
J・バーグマン(アメリカ)
大会を主催したのは、
C.S.I.(Cue Sports International)。
今月29日からは、
同じくC.S.I.主催・Griff’s会場で、
『USオープン8ボール』も行われます。
こちらはWPAランキングポイント対象イベントの
記述がありません。
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また、『ジャパンオープン』とほぼ同時期、
7/12~7/15に
ニューヨークで行われていた
プロフェッショナル8ボールツアー、
『World Pool Series第3戦』には
62名が参加(日本選手は出ていません)。
アメリカの若手、24歳のS・ウッドワードが、
大会主催者でもあるD・アプルトンを、
セットカウント2-0(6-3、6-2)で倒して、
初優勝を飾っています。
前節優勝の18歳の新鋭、K・カチ(アルバニア)は、
今節はウッドワードに準決勝で敗れましたが、
3位に入り、実力のあることを示しました。
優勝:S・ウッドワード(アメリカ)
2位:D・アプルトン(イギリス)
3位:K・カチ(アルバニア)
R・バビサ(ポーランド)
今節はなんといっても、C・メリングの
印象が強いですね。↓
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WPSはこれで、3つのレギュラーイベントを
予定通りに終えました。
9/27から始まる
『グランドフィナーレ』が
今年最後のイベントとなります。
(イベントスケジュールページ〈英語〉はこちら)
これに出られるのは
「3つのレギュラーイベントの成績上位者128名」
というのが立ち上げ当初の設定だったと
記憶していますが、
レギュラーイベントの参加者は
第1戦(119名)
第2戦(90名弱だったはず)
第3戦(62名)と徐々に減少。
実質的には一度でもWPSに参加していた人なら
まず出られるのではないか、という気もします
(上限が128名のままならば)。
このグランドフィナーレも
予定通り行われるとは思いますが、
閉幕後、アプルトンら主催側が、
この1年をどのように検証し、
2年目をやるのかやらないのか、
やるならばどういう部分に手を入れていくのか、
というところにも注目です。