最近ラックシートが広く普及しているため、
使用頻度は減る一方ですが、
「トライアングルラック」
(※動画に登場しているのは彼が契約している
『Delta-13 racks』)を
使ったトリックショットです
基本形は、
3個の的球の上にラックを置き、
的球の一つを打ち抜いて、
手球と入れ替えるというもので、
このショット自体は珍しいものではありません。
技術的には
「的球に向かって100%の厚みに向かって撞く」
ことができれば(ストップショット推奨)、
下級者でもできてしまうショットですが、
そこはコーラー。
ジャンプありマッセあり高層タワーあり
ツインタワーあり、と、
持ち前のアレンジ力とやり込み気質によって、
エクストリームなものに仕上げています。
最近の彼の動画は、
ロケーションや共演者、演出などにこった
メジャー感ある大作系が増えてきていますが、
もともとはこのように、
ホームテーブルでテーマを絞った上での
矢継早なアイディアの連発こそが彼の持ち味。
「すげーな、ここまでやる……!?」と
笑いながら観るのが
正しい楽しみ方(?)ではないでしょうか。
オリジナルタイトルの「The Infernal Tower」は
直訳すると「地獄の塔」。
同名の小説やゲームがあるようなので、
そちらに引っかけているのかもしれません。
…………
もう一つの動画は4ヶ月前に公開された、
「世界一長いキュー、ギネスレコードに登録」
という動画です。↓
ただ長ければ良いというものではなく、
「通常のキューと同じ材質で、
一般的なゲームが支障なくプレーできるもの」
という条件のもとで、
5m37cmのキューを作ったそうです。
クルマで言うと
ハイエーススーパーロングの車長とほぼ同じ。
ご覧のように、
びよんびよんにたわんでいて、
打感や性能がどうこうと言う域を越えていますが、
コーラーは8ボール(らしきルール)をプレーし、
ちゃんと実用に耐えうることを示して
ギネス登録となりました。
こちらも「よくやるな~ホント」と
大いに楽しませていただきました。
コーラーは、同じくギネスで、
「ボールを何秒スピンさせられるか?」
にも挑んでいます。↓
こちらは一般のビリヤード場で、
(ヒネリが撞ける人なら)誰もが普通に挑戦できるので、
何秒行けるかトライしてみては?