今年で7回目を迎える
『Let’s enjoy! BILLIARDS CAMPAIGN』
(以下、LBC)が間もなくスタート。
9/11~11/12の2ヶ月に渡って
バグースの16の店舗で行われます。
実施店・詳細・注意事項などは
こちらからどうぞ。
LBCは、2015年までは「来店ポイント型」で、
5回来店でキューとレッスン1時間無料券を
渡していましたが、
実際にレッスンを受講した人は
半数程度に留まりました。
キューを手にした人が
もっとビリヤードの魅力にハマって
もらえるようにと、昨年、
「有料レッスンを2回受けたらキュープレゼント」
(※マイキューを持ってない方限定)
というスタイルに切り替えたところ、
大きな反響がありました(※昨年は
既存の来店ポイントコースも併存)。
そこで今年は、
「有料レッスン2回でキュープレゼント」
というコースだけに絞って開催します
(※キュー本数には限りがあります)。
ビリヤードは初めに覚えることが多く、
導入部でつまづきがち。
キューをもらっただけでは上手く遊べず、
継続的なプレー(来店)に
繋がりにくいのではないか。
そこで、バグースの強みである
専属インストラクター達から、
ビリヤードの基本や楽しさ、
奥深さを有料レッスンを通して
初期段階に体験してもらうことで、
その懸念が解消されるのでは、
とバグース側は考えました。
「来るだけ」でキューをもらえていた時より、
キュー獲得のハードルは高くなる訳ですが、
昨年は、確実にその後の来店や
継続レッスン受講にも繋がるなど、
効果があったと言います。
ちなみに、昨年(2016年)までに
LBCで配布したキューの本数は
合計「約1,000本」!!
いち企業が継続的に行っている
新規顧客獲得キャンペーンとしては
類を見ない規模のものではないでしょうか。
それは同時に、ビリヤード普及・啓蒙にも
繋がっています。
では、実際これまでに
どんな人がLBCを体験したのか。
BDは、一昨年と昨年のLBC参加者にお会いし、
キャンペーンの感想と
その後のビリヤードライフについて
お話をお聞きしました。
…………
まずお一人目は、昨年のLBCが
きっかけでビリヤード熱が高まり、
今も『BaneBAGUS宮益坂店』で
黙々と一人練習に励んでいる
Kさん(30代・会社員)です。
「昨年、友達とたまたま
ここ(宮益坂店)に遊びに来た時に
LBCのポスターを見ました。
『キューがもらえるから』というより、
『ちゃんとインストラクターに教わりたい』
と思って、
後日電話で申込んだんです」(Kさん)
学生時代に遊びで
ビリヤードをやっていたKさんは、
短い距離の球なら入れられる腕がありました。
しかし、独習だったためか頭打ちになっていて、
その後も真剣にやっていた訳ではありません。
「通勤経路にこのお店があったというのが、
正直言うと大きな理由なんですが(笑)、
ポスターを見たことがきっかけで、
遊びでしかなかったビリヤードを
『ちょっと真面目にやってみても良いかも』と。
でも、フォームにしてもなににしても、
『何が正しいのか』『どうすれば良いのか』
って自分ではわからないですよね。
実際にレッスンを受けて、
もうこれは間違いなく
『やって良かった』と言えます。
プロに客観的に見てもらえて、
自分でも確認できたというのが一番です」
(Kさん)
Kさんのレッスンを担当した中島美秀プロは、
「ある程度形はできていたのですが、
やはり独学でやっておられたためか
修正すべきポイントはありました。
そこを重点的にお教えしたら、
初回のレッスンのうちにだいぶ良くなりました」
と語ります。
2回のレッスンを受講して
マイキューをゲットしたKさんは、
その後も基本的には一人で黙々と練習に励み、
時には中島プロのレッスンを受け、
ボウラードでストライクが
取れるまでになりました。
マイキューは宮益坂店のキューロッカーに
預けてあり、週に1、2度(1回2~3時間)、
会社帰りに寄ることが多いそう。
「レッスンを受けたおかげで、
ストライクが出せるようになれたと思います。
まだ数回程度ですけど(笑)。
僕にとってビリヤードは、
苦しいけど楽しい『修行』なんです。
会社帰りにフラッと来られて、
預けてあるマイキューを取り出して、
ストライクを目指して『修行』ができる。
今は仕事とか家庭とか余暇時間の状況が
許しているからビリヤードができている
ということも言えますが、
仕事の色々を一旦横に置いといて、
一人で集中できる時間を持つのは
良いものですね。
ちゃんとした趣味ができたという意味でも、
あのキャンペーンに参加して良かったです」
(Kさん)
そう語ったKさんは、
取材後すぐにボウラードを開始。
安定感あるフォームで1点、
また1点とショットを繰り返していました。
…………
次にご紹介するのは、
一昨年(2015年)のLBCに参加したことが
きっかけで、ビリヤードが大好きになり、
現在は週5~7というハイペースで
『BAGUS川崎店』でプレーしている
松延さんご夫妻です(智明さん・陽子さん。
ともに会社員)。
「2年前に、たまたま2人でここ(川崎店)に
遊びに来た時にLBCのポスター見て、
『5回来店でキューをもらえるなら、
頑張って来ようよ』と
(※2015年は来店ポイント制。
今回は異なります)。
その時は『マイキューを持つ』ということは
とてもすごいことだと思ってたんです」
(智明さん)
松延夫妻は互いに競い合うにして、
スタンプカードを5マス埋めてキューを獲得。
ちょうど共通の趣味を持ちたいと
思っていたこともあり、キューを手にして
より一層上達意欲が湧いてきました。
当時、バグースのインストラクターに
なったばかりの東條紘典プロに、
ワンポイントアドバイスをもらうようになり、
「どうせやるなら、ちゃんと教えてもらった方が
いいかなと思って」、夫婦ともに有料レッスンに
申し込んで、基礎から学ぶことに。
「10回ぐらい受けたでしょうか。
明らかにレッスンを受けて良かったです。
少し指摘してもらうだけで大きく変わりますから」
(陽子さん)
さらに数ヶ月後には、
2人ともよりグレードの高いキューに買い換えて、
着々とプレイヤーへの道を歩みつつ、
今に至ります。
「お2人は来店頻度が高く、
私が川崎店で勤務している時は
ほぼ毎回お見掛けしていて
日々の状態を把握していますから、
ワンポイントアドバイスという形で、
一言二言お声掛けするだけでも、
だいぶ効果があったのかなとは思います」
とは、2人のレッスンを担当した
東條紘典プロのコメント
(※トップ画像のように、東條プロは
今年のLBCのポスターにも登場しています)。
それに大きく頷く智明さん。
「それもバグースの良いところだと思います。
東條プロがお店にいる時は、
僕らの様子を見ながら話し掛けてくださったり、
時には別のお客さんを紹介してくださったり。
なかなかこちらからプロや他の人には
話し掛けにくいので、それはありがたいです」
(智明さん)
現在、松延ご夫妻は、バグース主催の
ビリヤードイベントには出られる限り
全て出ているぐらいのビリヤードファンに。
BDは取材時にお2人のプレー姿を見ましたが、
最初にプロの教えを受けて、
定期的にプレーし続ければ、
30~40代のデビューでも、
2年でここまできるのかと驚きました。
「2年前、LBCのポスターを見なければ
ビリヤードはやってませんでした。
年をとってもできる趣味だと思っているので、
出会えて良かったなって思ってます」
(陽子さん)
「2年前、僕らは日本酒が趣味でした。
今、そのお金を全てビリヤードに
注いでいるような感じです(笑)。
でも、まだまだ練習しないと……」
(智明さん)
そして2人は、
「今日もまだ撞いていきます」と、
取材後にすぐキューを握るのでした。
ちなみに、
キャンペーンでもらったキューは、
今は自宅のインテリアになっているそうで、
「お店に来られない時に素振りで使ってます」。
夫妻のひたむきさと、ビリヤードの吸引力に
うたれっぱなしの取材となりました。
…………
Kさんと松延ご夫妻、
快くお話を聞かせてくださり、
ありがとうございました。
バグースインストラクターによると、
「LBCきっかけのアツいお客様」は、
まだまだいらっしゃるとのこと。
いずれまたご紹介したいと思います。
もちろん、LBCで
「キューはもらったけど、足が遠のいている」
という人もいるとは思いますが、それはそれ。
蒔かれたタネが5年後10年後に
芽吹くことだってあります。
でも、蒔かないタネは咲きません。
今年のLBCからも、
Kさんや松延ご夫妻のような人が
多く生まれることを期待しています。
今年のLBCは、9/11から約2ヶ月!
お申込みはお早めに!
http://www.bagus-99.com/billiards/news/1077/