今年7月の『WPS第3戦』での、
スーパーショットてんこ盛りの
8ボール・ランアウトが話題となった
クリス・メリング(イギリス)。
ショットメーカーぶりがわかる映像が
他にもないかと探していて、
こんな試合映像を見付けました。
2012年『モスコーニカップ』
(ヨーロッパvsアメリカの9ボール対抗戦。
この年はイギリス開催)。
大会終盤でのメリング vs B・シャフ戦です
(5ラック先取)。
約37分。↓
5-2で勝利したメリング。
彼はTV映えするショットを2つ成功させています。
…………
一つ目が、0-1時(第2ラック)のブレイク直後
(※上記試合映像で6分頃から)。
2番を入れて3番へ出したいけれども、
手球がどうしても5番に当たるというレイアウト。↓
メリングのチョイスは…… ↓ (音声はありません)
5番当て出し順下3クッション。
これは会心の一撃。
本人にとっても出来過ぎなショット
だったのではないでしょうか。
…………
もう一つは、
上がり際の4-2時(第7ラック)の6番
(※上記試合映像で32分頃から)。
相手がナイスセーフティを決めてこの配置。↓
それに対するメリングの空クッションが
素晴らしいの一言。↓(音声はありません)
1クッションの空クッションで
見事に6番をポケットし、
7番へのポジションもばっちり。
もちろんそこから3球きっちり取って、
5-2で勝利。
会場はお祭り騒ぎです。
このメリングの勝利で、
ヨーロッパチームはトータル戦績10-9と
優勝に王手をかけました
(最終的に11-9でヨーロッパが優勝)。
地元・イギリスの熱狂的な観衆を
さらにエキサイトさせたメリングの
神がかり的ショット、素晴らしかったですね。
さて、今年も『モスコーニカップ』は
年末に開催が予定されています。
今年の開催地はラスベガス。
そろそろ欧米ともにメンバー選考が
大詰めを迎える時期。
特に7連敗中のアメリカのメンバー構成が
気になりますが、どうなるでしょうか。