約30年の歴史を持つアメリカンブランドで、
現在はアジアを製作拠点とする、
『J. FLOWERS』(ジェイフラワー)。
そのキューケースの特徴は、
重厚かつ大胆な意匠を採り入れた
「革ケース」にあるわけですが、
この度、新しいコンセプトの
キューケースが登場したということで、
ビリヤード用品取り扱い国内大手の
NEW ART(ニューアート)で
商品を見せてもらいました。
それが、この『JF17』。
ABS樹脂ボディにキャスター付きの
キャリーバッグタイプキューケースです。
昨日(12日)、NEW ARTの
FBページでも公開されたので、
チェックした方も多いと思います。
※ジェイフラワーブランドページはこちら。
※商品ページ(グレー)はこちら。
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言われなければ全くキューケースとは
気付かないようなフォルムとデザイン。
強靭で鮮やかな革ケースを作っている
同じメーカーから出ている商品とは
にわかに信じられません。
背面側には伸縮式のハンドルも見えます。
カラー展開は、
「グレー」「イエロー」「ブラック」の3色。
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キャスターは2輪。
伸縮ハンドルをシュコッと伸ばして、
さっと連れ歩くことができ、自立も可です。
抵抗が少なく軽快な取り回し。
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持ち手は側面に一つだけ。
本体重量がそれほど重くないので、
内容量にもよりますが、
短時間ならそこまで手は疲れないでしょう。
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ダイヤルロック式の上ブタを開けると、
収容部が見えてきます。
スリムなボディですが、
4バット8シャフト(4B8S)の大容量。
この画像では、
その半分の2バット4シャフトと、
ジャンプキューバットとエクステンションを
入れてみました。
ジャンプキューのバットや
エクステンションなどの短いものは、
ケースを立てるとストーンと
下に落ちてしまう可能性があるので、
アンコを詰めるなどの工夫が要ります。
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他メーカー製のものを含めても、
こういうキャリーバッグタイプの
キューケースはかなり珍しいです。
いわゆる「ディーラーズケース」には
キャスターが付いていますが、
あちらはサイズ感といい、
無骨なデザインといい、
いかにも業務用な雰囲気が漂います。
個人が使っても違和感のないような
デザイン・サイズの
キャリーバッグタイプキューケースは、
ほとんど見掛けることがありません。
しかも、それを作ったのが、
派手な革ケースで知られる
ジェイフラワーということで、
ギャップ萌えしてしまいそうです。
もちろんこのケースは、
用途や携行スタイルを選ぶでしょう。
すぐ思い付くのは
飛行機や新幹線などの長距離移動時。
普段使いでは、
機能が宝の持ち腐れになるかもしれません。
遠征時用ケースとして、メインとは別に
持っておくのも良いと思います。
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さて、最後に
「ジェイフラワーらしい」革ケースも一つ、
ご紹介しておきましょう。
型番は『AB001』。
3B6Sケースです。
同デザインのチョークケース付き。
※商品ページはこちら。
職人が一つ一つ手仕上げで作る
精緻で手の込んだケース。
意匠の部分はハンドメイドのため、
同じ型番のものでも、
仕上がりは若干異なります。
ジェイフラワーではこういった
革ケースをたくさん作っていますので、
気になる方は、こちらからぜひどうぞ。
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