先週日曜(10/29)の
『グランプリウエスト第6戦』で優勝した
飯間智也プロの談話をお届けします。
今季3勝目を挙げた飯間プロ。
次は2017最終戦『全日本選手権』です。
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Tomoya Iima
1988年9月16日生
香川県出身・兵庫県在住
JPBA51期生(2017年1月~)
(※2008年~2013年もプロとして活動)
2009年『GPW-3』優勝
2017年『北海道オープン』優勝
2017年『北陸オープン』優勝
2017年『GPW-6』優勝
他、入賞多数
プレーキューは『Schon』
所属:株式会社Nice Space
飯間智也公式サイト:http://t-iima.com/
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――今大会はどうでしたか?
「今回の感想は難しいですね~(笑)。
非常にタフな1日でした。
緊張もしてたし、ミスも結構あったし、
球撞きはあまり良くなかったです。
でも、ベスト8(7-6 vs 正﨑洋行)で
まくって勝つことが出来て、
そこでようやく気持ちがまとまってきた
という感じでした」
――オープン戦以上に
グランプリで緊張感があった?
「はい。なんででしょうね、ホンマに(笑)。
オープン戦は優勝出来るなんて
サラサラ思ってないけど、
グランプリは出来ることなら
獲りに行って獲りたいという気持ちで
臨みましたし、応援してくれてる方々にも、
『優勝するんで』と言って参戦したので、
それで緊張したんでしょうね。
『予選落ちはできひんな……』
なんて思ってましたし、
前日はほとんど寝られなかったです」
――ベスト8は大きなビハインドから
逆転勝利を収めました。あの時の心理状況は?
「自分もミスをしていたし、
あのまま負けても仕方ないと思ってました。
ただ、運良くチャンスが回ってきて、
それを逃さなかったから勝てたという感じです。
後半は集中も高まって来ていました」
――その集中が高まる・高まってこないの
ポイントはどこにあるんでしょうか?
「僕の場合はもう左腕の感覚だけですね。
試合の中で
『まあまあ真っ直ぐキューが振れてるな』
っていうことが自覚出来て、
そこだけに意識が向かって行くと、
自然と考え方も良くなるし、
それに腕も伴ってくる感覚です。
今回はそこに持って行くまでに
時間がかかったかなと思います。
ただ、今回は準決勝も決勝もミスをしてますし、
完璧にはなれてなかったですけど」
――北陸オープンの優勝談話で、
海外を強く意識していると語っていました。
今回はちょうどUSオープンと時期が
重なっていましたが、10代~20代の海外選手の
活躍に刺激を受けたのではないですか?
「ホンマにそうですね。
まず第一に『楽しそうやな~』と(笑)。
『勝ちたい』とか別に思ってません。
自分が良い球を撞けたら勝てる時は勝てるだろうし。
『今行かないでいつ行くねん』
という気持ちは強く持っているので、
前回もお話ししましたけど、
まずはずっと行き続けられるだけの環境作りを
早急にしなければという感じですね。
国内でランキング上位に入ったら
出場権利がもらえる大会もありますし、
海外への行き方は色々とあるので、
そのバランスも考えつつ、できるだけ早く
行けるようにしたいと思っています」
――わかりました。最後にファンや
周囲の方にメッセージがあれば。
「まずは、会場まで
お越しいただきましたファンの皆様、
ご協賛いただきましたSwag Sports様、
そして、大会関係者の皆様、
ありがとうございました。
なんとか集中して取り組めて優勝できました。
来月の『全日本選手権』に向けて、
良い準備が出来てきています。
選手権でもまた応援よろしくお願いします。
それと、今週末に関東で
チャレンジマッチがありますので
(スケジュールはこちら )、
ぜひお店に遊びに来て、
僕のビリヤードを見てくれたら嬉しいです!」
(了)