ロシア・モスクワで行われていた
今年の『9ボール世界ジュニア』。
女子・男子U19・男子U17という
3部門それぞれのチャンピオンに輝いたのは、
開催国ロシアのプレイヤー2名と、
ボスニアヘルツェゴビナの選手でした。
この数年、一般男性のトーナメントでもそうですが、
欧州勢、特に中東欧エリアで、
若い選手がたくさん育っていると感じます。
また、U19の2位の選手はモンゴル人。
近年モンゴルの選手の名前と顔を
男女の国際大会でよく見ます。
国内に競技ビリヤードの波が来ていて、
なおかつ、選手を統括・派遣するような
協会組織がしっかりとあるのでしょう。
■女子
優勝:K・トゥカッチ(ロシア) ……中央
2位:L・ウジン(韓国)
■男子U19
優勝:F・ゴースト(ロシア) ……右
2位:E・テミュジン(モンゴル)
■男子U17
優勝:S・フェリヴェノヴィク(ボスニアヘルツェゴビナ) ……左
2位:R・カピト(香港)
トーナメント表は↓
…………
なお、日本勢の成績は以下の通り。
村松さくらのベスト8(5位タイ)が最高でした。
写真左から:
■田中汰樹
オランダのJ・ファンリロップに負け→
モンゴルのE・テミュジンに負けて終了。
ともにヒルヒル(8-9)でした。
■杉山功起
負け→勝ち→負けで大会終了。
最後は敗者最終ひとつ手前で、
アメリカのR・エバンスに7-9で敗戦。
■村松さくら
勝ち→負け→勝ち→勝ち→勝ちでベスト8へ。
ベスト8で陳佳樺(台湾)に3-9で敗れて大会終了。
■奥田玲生
負け→勝ち→負けで大会終了。
最後は敗者最終でA・ラーソン(アメリカ)に
2-7で敗退しました。