昨日(11/21)、
全日本選手権のDay 3が終わりました。
女子の部はこのDay 3からスタート。
男子の部はベスト64が行われました。
その男子ベスト64では
面白いカードがいくつもありました。
その中から、トップ海外勢に勝利を収めた
日本の3選手の短い動画を以下で。
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まずは、ディフェンディングチャンピオン、
柯乗逸(台湾)に、11-9で勝った内垣建一の、
マスワリ上がりをどうぞ。
ブレイクショット後から撮っています。↓
本日(11/22)、
内垣プロのベスト32の相手は
コウ・センアン(シンガポール)。
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次は、TVテーブルだったので、
視聴していた人も多いと思いますが、
竹中寛がE・レイズ(フィリピン)を
11-9で倒した、その上がりのラック、
7番から。
TVテーブルの雰囲気も伝わるかと。
本日(11/22)、
竹中プロのベスト32の相手は、
劉海濤(中国)。
…………
最後は、呉珈慶’(中国)を
11-8で倒した小川徳郎アマの、
最後の1-10コンビ。
セーフティ戦で小川アマが
呉珈慶からファウルを奪い、
フリーボールでのコンビでした。
それでもかなり難しい形です。
本日(11/22)、
小川アマのベスト32の相手は
T・ホーマン(ドイツ)。
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他、"新婚のマスワリ王子"、土方隼斗が、
A・パグラヤンに11-6で勝った試合も、
隼斗プロのワールドクラスの攻撃力が
随所に出ていて見応えがありました
(上がりぎわの動画は撮れず……^^;
ネットライブで見た方が多いはず)。
一方で、
柯乗中(台湾。柯乗逸の弟)に
9-11で負けた大井直幸、
J・メゾン(フィリピン)に
10-11で負けた照屋勝司、
コウ・センアン(シンガポール)に
9-11で負けた西尾祐は、
ぎりぎりまで競っていましたが……
惜しくも敗退しています。
トーナメント表はこちらからどうぞ。
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Day 3のこぼれ話をひとつ。
写真は、関東から初参戦、佐藤裕美アマ。
初めての全日本選手権で、
初戦の相手が国内トップの河原千尋プロで、
なんとテーブルは今年新設されたTVテーブルと、
舞い上がって当たり前の非日常的すぎる体験。
「私がネットライブテーブルで
いいのだろうかと思いました。
前夜は眠れなかったです。
今は恥ずかしい気持ちでいっぱいです(笑)」
とは、敗戦後の佐藤アマのコメント。
その後、敗者側でも負けてしまい、
初の全日本選手権は「負け-負け」でしたが、
撞いている姿がとても凛々しくてかっこよかった。
ぜひまた挑戦してほしいと思います。
佐藤アマに勝利を収めた河原プロも、
このTVテーブルには緊張したそうです。
「海外ではよくあるスタイルなので、
慣れてはいるんですけど、
全日本選手権でここまで立派な
TVテーブルは私は初めてなので、
いつものアルカイックホールとは
ずいぶん違う感じがしました。
初めの数ラックは緊張してましたね。
その後、落ち着いてきましたけど。
テーブルそのものは撞きやすい
コンディションでした」
(河原プロ)
このTVテーブルスペースが
来年以降もあるかどうかは
現時点でBDにもわかりません
(もともと全日本選手権直後に
同会場で行われるチャイニーズ8ボール・
ジャパンオープン用のセットです)。
観客席から見づらいのが難点なのですが、
なかなかスペシャル感はあると思います。
関西のビリヤードファンの方、
今日と明日(22日&23日)、
ぜひ見に来てください。
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Photogallery
※ライブスコア(live score)
https://billi-walker.jp/jpba/aj/2017alljapan
(Powered by ビリヲカ)
※ネットライブ(streaming live 無料)、
大会要項、選手組み合わせはJPBA公式サイトへ