先日の『全日本選手権』で3位入賞を飾った
藤田知枝プロ(JPBA44期)と、
青木亮二プロ(同32期)が入籍しました。
2人は約7年の交際期間を経て
10月31日にゴールイン。
ともに四国生まれ・四国育ちで
(藤田プロが愛媛出身、青木プロが香川出身)、
2人で愛媛でビリヤード場『リオンブルー』を
営んでいたこともあります。
数年前から両プロともに関東に拠点を移し、
ビリヤード場プロスタッフとして勤務しながら
トーナメント活動をしていました。
また、全日本選手権の会場などで
気付いた方も多いと思いますが、
藤田プロのお腹には新しい命が宿っています。
競技活動と仕事は、新年の早い時点から
しばらくお休みすることになります。
藤田プロ談:
「結婚に至るまでには長い時間がかかり、
色々なことがありましたが、
『この人の子供なら産みたい』
と思ったので一緒になりました。
今はやっと少し落ち着けたかなという
ホッとした気持ちと、
お腹の子供のこともあるので、
これからまたバタバタするだろうなという不安と
ダブルで感じています。
今までずっと多くの方にご迷惑をお掛けしましたし、
これからもご迷惑をかけてしまうかと思うのですが、
幸せになれるように頑張っていきますので、
こんな格好の夫婦ですが(笑)、
暖かく見守っていただければと思います」
また、藤田プロには、
自身最高成績の「3位」となった、
今年の全日本選手権の感想も求めてみました。
藤田プロ談:
「不思議なんですけど、
終わった直後は特別な感想はなかったんです。
今回初めて、全日本選手権というものを
意識しすぎることがなく、
『一つの試合』って捉えられていたのかなと。
『自分がやってきたことをこの舞台で試そう』
と素直に思えていたと思います。
準決勝で負けて、
もちろん悔しくない訳じゃないけど、
勝った試合も負けた試合も納得は行ってたし、
『自分のやれることはやったな』みたいな。
……というのが、直後の感想。
で、一晩経った今……だいぶ悔しいです(笑)。
結果だけ見れば、自分の実力からすると
上出来だなと思いますけど、
『あの時ああ撞くべきだったかな』とか
思い返しているとどんどん悔しくなってきて。
やっぱり決勝まで行って、
陳思明とやりたかったですね。
特に韓雨戦(ベスト16)で、
自分が今出来るものを全部出せたという
実感があっただけに、
準決勝(栗林美幸戦)でもそれを出したかったし、
決勝で陳思明にも試したかったなぁって
思いました。
3位というのは全日本選手権では
今までで最高の順位なので、
嬉しいというのと、
でもやっぱり悔しいのと、両方あります。
ただ、お腹の子供と一緒に表彰台に
立てたことはとても嬉しいですし、
特別な経験になりました。
北陸オープン(優勝)もそうでしたけど、
今年の後半、妊娠がわかってからは、
お腹の子からパワーをもらっている
としか思えないことが多かったです。
全日本選手権でも今回は初めて
変になることがありませんでした。
ヘボい球はヘボいまま(笑)、
普段の自分が出せたと思います。
もちろん落ち着いたら、
競技活動に復帰したいと思っていますので、
その時はまた応援していただければ嬉しいです」
ちえプロ、りょーじさん、末永くお幸せに!!