プール(ポケットビリヤード)界で
最も成功しているTVイベントと言って良い
『モスコーニカップ』が今年も始まります。
本大会は、9ボールで行う、
アメリカ選抜5名vsヨーロッパ選抜5名の
対抗戦です。
12/4~12/7の4日間、
アメリカ・ラスベガスのマンダレイベイで開催。
今年は139の国と地域でskysports系列を中心に
生中継しています。
日本ではDAZN(ダゾーン)の番組表に
4日間全て載っていましたので、
恐らくちゃんと配信されるでしょう。
時差があるので、
Day 1の配信は日本時間の
「5日(火)早朝4時から」となっています
(Day 2以降も毎日早朝4時配信開始の予定)。
※大会公式FBページ(英語)
※大会公式サイト(英語)
今年の両チームのメンバーは以下の通りです。
…………
■アメリカ:
シェーン・バン・ボーニング(11回目)
デニス・ハッチ(5回目)
スカイラー・ウッドワード(3回目)
オスカー・ドミンゲス(2回目)
ビリー・ソープ(初)
7連敗中のアメリカが勝つためには、
まず、昨年の本大会で未勝利だった
エースのボーニングが復調することが絶対。
中堅のハッチ、ドミンゲスが負け越さず、
若いウッドワードと初選出のソープが
のびのびとプレーできれば
8年ぶりの勝利のチャンスが
巡ってくる……かもしれません。
…………
■ヨーロッパ:
ラルフ・スーケー(17回目。大会最多タイ。ドイツ)
ニック・バンデンバーグ(8回目。オランダ)
デヴィッド・アルケイド(2回目。スペイン)
ジェイソン・ショウ(2回目。イギリス)
ヨシュア・フィラー(初)
『USオープン』も制し、
今年絶好調のショウが2年連続2度目の選出。
ドイツのカイザー(皇帝)、スーケーが
2013年以来のメンバー入りを果たした一方、
息子と言っていい世代(20歳)のフィラーが初選出。
勝負強い『マスターズ』覇者・アルケイド、
バランス型のバンデンバーグが脇を固めます。
…………
昨年度大会はロンドンで行われ、
ヨーロッパ(画像)が
マッチカウント11-3でアメリカを下し、
7年連続となる優勝を飾っています
(※昨年のBD記事)。
通算優勝回数は、23回開催して、
アメリカ11回・ヨーロッパ11回・引き分け1度
という完全な五分に。
今年、どちらが「勝ち越し」チームとなるのか、
注目です。
昨年の試合動画をご覧いただけば、
本大会の盛り上がりや熱気は伝わると思います。↓
■試合No. 14
優勝を決めたショウ(欧)vs M・デシャイン(米)戦
~表彰まで。↓
■試合No. 5
両チームのエース対決、
アプルトン(欧)vs S・V・ボーニング(米)戦
勝利したアプルトン、まるで優勝したかのような
喜びようです。