カタールの首都ドーハで開催中の
『9ボール世界選手権』。
さきほどDay 5が終了しました(最終日はDay 6)。
ベスト16とベスト8が行われ、
4強が決まりました。
本日(11/14)行われる準決勝は、
呉坤霖(台湾。ウークンリン。画像左上)
vs
カルロ・ビアド(フィリピン。右上)
ロランド・ガルシア(フィリピン。左下)
vs
エクレント・カチ(アルバニア。右下)
という組み合わせになりました。
日本時間16時にスタートします。
この4名のうち誰が勝っても
「新世界チャンピオン誕生」。
昨日も書きましたがBD的には、
ファイナルはビアドvsカチと予想しています。
ビアドは、
今年の『ワールドゲームズ』金メダルなど、
各大会で優秀な成績を収めています。
カチは18歳の若さで今年の『WPS』で2勝。
今年、ビアドとカチはWPS第2戦の
ファイナルで当たり、
その時はカチが勝っています。
…………
ベスト16には、
昨年度チャンピオン、A・オーシャン(オーストリア)、
2003年チャンピオン、T・ホーマン(ドイツ)、
2015年チャンピオン、柯乗逸(台湾)
という、3名の世界王者がいたのですが、
いずれもベスト16で敗退となりました。
また、トーナメント表を見ると、
ベスト8のビアドvs劉海濤戦が、
11-0でビアドの勝ちとなっていますが、
これは不戦勝です。
WPAによると、劉海濤が
試合開始時刻を一時間遅く勘違いし、
正しい開始時刻に会場におらず、
規定により15分の猶予が与えられましたが、
彼が姿を現したのはさらにその10分後で、
失格となったということです。
世界選手権のようなメジャートーナメントの
終盤では極めて珍しい事例です。
なお、7名が出ていたJPBA勢は、
羅立文の17位タイを最高として
全員が既に敗れています。