11月の『全日本選手権』(兵庫)を
観に来ていた方はお気付きの通り、
会場のロビーには、
MEZZから来年発売予定の新ジャンプキュー、
『AIR DRIVE Ⅱ』(エアドライブ2)の
デモキューが展示されていました。
AIR DRIVE Ⅱはカーボンシャフトを採用した
次世代ジャンプキューで、
「短い距離も長い距離も高い精度で
飛ばすことができ、手球の安定度も抜群です」
とMEZZスタッフは語ります。
国内一般発売は
「2018年8月頃を予定していますが、
数ヶ月ずれこむ可能性もあります」
とのことなので、首を長くして待ちましょう。
各部の仕様やパーツなどは、
正式発売時にBDでも改めてご紹介します。
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さて、このAIR DRIVE Ⅱデモキューを使って、
気持ち良く飛ばしまくっていたのが、
ジェフリー・デルーナ(フィリピン)です。
本人もこの時初めて使ったはずですが、
ご機嫌でラクラク飛ばしていました。
BDが動画に収めたのは
3つだけですが、ご紹介しましょう。
まずは、障害物(10番)が、
狙う的球(4番)寄りにあるので、
飛ばす距離のコントロールが難しいジャンプ。↓
まさにお手本のようなジャンプショット。
キレイに決まってます。
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次は、障害物と狙う的球がさらに近くて、
成功率がぐっと下がる形。↓
ラッキーな入り方でしたが、これもお見事。
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最後は、
「以前、ブスタマンテと撞いた時に、
セーフティ戦の後、こんな配置になった。
僕はジャンプで1-10コンビを決めたんだ」
(デルーナ)
と、その配置を再現してのジャンプ。↓
10番はサイドの角(ツノ)に当たって
コースが変わってしまいましたが、
「こんな感じ!」とのこと。
この配置で、ジャンプでセーフが
取れるだけでもすごいことです。
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デルーナの腕が良いのはたしかですが、
AIR DRIVE Ⅱは
新開発のカーボンシャフトのおかげで
飛ばしやすさやコントロール性が
さらに向上しているのは間違いなさそうです。
そして、MEZZ((株)三木)から
カーボンシャフトの製品が出るということ自体、
時代の変化を感じさせる大きなトピックです。
その辺りも含めて、
来年たっぷり取材をしてこようと思います。
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