今月中旬、
『9ボール世界選手権』と同日程で
ラスベガスで行われていた
『第24回USバーテーブル選手権』
(7フィートテーブル使用)。
アメリカNo.1プレイヤー、
S・V・ボーニングが3部門中、
2部門で優勝、1部門で準優勝だったようです。
■9ボール:ボーニング優勝
2位:J・アラナス(フィリピン)
(9ラック先取・64名)
■10ボール:ボーニング準優勝
優勝:S・ウッドワード(アメリカ)
2位:S・V・ボーニング
(7ラック先取・52名)
■8ボール:ボーニング優勝
2位:J・アラナス(フィリピン)
(5ラック先取・93名)
※各部門のトーナメント表はこちら
…………
10ボールは、先日の『モスコーニカップ』の
チームメイトでもあるウッドワードに
優勝を阻まれましたが、
それでもボーニングの安定度は
群を抜いていました。
自身3度目となる
「オールアラウンドチャンピオン」
(総合優勝)も獲得しています。
今年の『モスコーニカップ』に出ていた
アメリカチームのメンバーは、
『世界選手権』には向かわず、
こちらに出ていました。
国内と国外、アジアとアメリカ、
WPAイベントと独立イベント……
最近は日程のかぶるイベントが増えました。
ボーニングクラスの
世界トップ選手達がどちらに出るか、
というのは大会の注目度(≒宣伝効果)を
大きく左右します。
ボーニングは以前、Facebookで
「プレイヤー目線のある大会
(プレイヤーを大事に考えてくれる大会)を
基準に、出る出ないを決めるだろう」
という意味合いのことを語っていました。
"プレイヤー目線"という言葉の指す範囲は
やや曖昧で広く、個人差もありますが、
主催者都合で企画・運営されている
トーナメントは、
たとえどんなに権威や伝統があろうとも、
それが出る理由にはならないということでしょう。