昨日(1/7)、池袋『ロサ』にて、
『2nd Fan Meeting of Custom Cues』
(第2回 ファン・ミーティング・オブ・カスタムキュー)
が開催されました。
これは展示即売会ではなく、
カスタムキューのオーナーやコレクターが、
自らが所蔵あるいは使用する
キューを持ち寄る形で展示し、
互いの愛キューを眺めながら
オーナー同士で語らったり、
親睦を深めたりするという、
まさにファン・ミーティングスタイルの展示会です。
一般観覧者(有料)も多く詰めかけました。
主宰するのは、
人気カスタムキュー『TAD』を長年操り、
トーナメントシーンで活躍している
内垣建一プロ(JPBA)。
今年は、アメリカンカスタムキューだけに
絞った形での開催となりました。
BDの滞在時間は短いものでしたが、
ざざざっと会場の雰囲気をお届けします。
…………
会場は、『ロサ』の個室×3の、
間仕切りを取り払って繋げたスペース。
入った瞬間から熱気ムンムンです。
ギャラリーの多くは展示者でもあります。
皆さん、談笑したり、写真を撮ったり、
じっと凝視したり、眺めながらお酒を飲んだりと
思い思いの時間を過ごしていましたが、
目の輝きの強さだけは隠しようもありません。
人混みの中に、キュー探偵"K"の姿も。
果たして、今のKが展示者なのか探偵なのか、
はたまたいちファンなのかはよくわかりませんが、
いずれKのレポートも上がってくることでしょう。
展示台の写真を見ると、
ところどころ歯抜けのようになっていますが、
会場では常時「テーマ別撮影会」が行われており、
そちらにキューが回っていました。
…………
今回は「アメリカンカスタムキュー」オンリー。
なので、展示台はアメリカンなイメージで。
BDが撮影をしたことのある
UK Corporation大原秀夫氏のキューを始め、
様々なカタログ、サイトなどで見たことのある
メーカー・デザインのキューが多数ありました。
展示台には、デザイン的に見て
”双子”、”兄弟”、“遠い親戚”なども
一緒に並べられていたりするので、
そのメーカー・デザインの愛され度・広がりや、
伝統として確立されていく様を
感じ取ることが出来るのも、
こういった持ち寄り型展示会の良さでしょう。
もちろん、ワンアンドオンリーであろう
キューも多々あり、
強い存在感を放っていました。
…………
主宰の内垣プロは、
来訪者・展示者のお相手をしたり、
テーマ別撮影会を仕切ったり、
キューをあっちこっちに運んだりと、
八面六臂の働きぶり。
「今回も会場のロサさんと、
CUE'S誌の協力もあり開催出来ました。
おかげさまでこのFMCCは、
Facebookなどを通じて国内だけでなく
海外からも注目いただいています。
日本に多くのカスタムキューがあり、
愛好している人も数多くいること。
そして、このような集まりが
リアルに日本で行われていること。
それを発信出来ていることが、
ここにいる僕ら共通の喜びです。
カスタムキューのシーンやマーケットが
国内でもっと盛り上がっていくことを
願っています」(内垣プロ)
……と、話をしていたところで、
キューメイニアでありライターである
K. Kagomiya氏がマイクを握り、
「さあ、会場にあるジナキューを、
いったん一ヶ所に集めましょう!」
と、その場で
”ジナコレクション”の開始をアナウンス。
会場の温度がグッと上がります。
…………
そして、集まったジナジナジナ……。
カメラに収める人人人……。
「世界的に人気のジナといえど、
これだけの本数が一堂に会することは、
本国アメリカでもそうあるものではありません。
はーい、皆さん、写真を撮るなら今ですよ(笑)」
(K. Kagomiya)。
きっと海外のカスタムキューファンも
羨むジナコレクションではないでしょうか。
しかもそれが、この時この場にいた
複数人の愛キューから自然発生的に成り立った、
筋書きのないコレクションであるところが
素晴らしいですね。
会場では、ジナ以外にも
サウスウェストコレクションなど、
その場限りのテーマ別展示と
フォトセッションが何度も催されていました。
さあ、あとは、キュー探偵”K”の
レポートを待つこととしましょう。