知られざる才能や若きスターを発掘する
オーディション番組が各国で人気です。
どの国でも歌やダンスなどが鉄板ですが、
さすがは「ビリヤードの国」と言うべきか、
フィリピンのオーディション番組に、
先月、ビリヤードのトリックショット
プレイヤーが登場しました。
それが、33歳のJ・バンディロ選手。
8つのトリックショットに連続で挑戦しています。↓
約8分。
TVでの初回放送がおそらく1月半ば。
バンディロ選手だけの枠を抜き出して
youtubeにアップしたもの(↑これ)が、
それから3週間で約150万回再生。
視聴者の大半がフィリピンの人だとは思いますが、
それでもなかなかすごい再生回数です。
番組内で披露していた8ショットは、
「派手に見えるセット球」中心のレパートリーで、
どちらかと言えば、難易度を抑えた
定番寄りのチョイスだと感じましたが、
手慣れた様子で矢継ぎ早に決めていくところに
マイスターっぽいオーラが漂います。
言葉(タガログ語)が全くわかりませんが、
どうやらバンディロ選手は
「合格」(次のラウンドへ進出?)した模様です。
興味を持った方は、
ぜひ以下の2本も見てみてください。
ローカルビリヤード場感満載
(エアコンとかなさそう)の店内で、
バリバリ撞いてます。
映像としてはこちらの方がリアリティがありますし、
難易度の高いショットや、
バンディロ選手のオリジナル技っぽい
ショットもあって面白いです。
ボールもラシャもだいぶ使い込まれていて、
湿度も高そうで、
コンディションは見るからに「重馬場」
(ボールが転がらなさそう)なんですが、
それに負けない鋭いストロークを持っています。
フィリピンビリヤードというと、
とにかく「勝負」「対戦」のイメージでしたが、
トリックショットをここまで
愛しているプレイヤーもいるんですね。
新鮮な気持ちになりました。
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