先日こちらの記事でもお伝えした通り、
来週末、アリソン・フィッシャーが来日し、
『関東オープン』に参戦(2/24&25)。
そして、イベント
『Battle of Champions』に出演します。
日本の大会に出るのが10数年ぶり(のはず)なので、
知らない人もいるかもしれませんが、
アリソン・フィッシャーは、
女子スヌーカー&女子プール史上最高の
実績を誇るプレイヤーです。
一時代を築いたと言って間違いありません。
彼女の公式サイトに戦績が載っていますので、
かいつまんでご紹介します
(※最近更新されてないようなので、
さらに増えている可能性はあります)。
…………
■ スヌーカー(10代~20代)
女子世界選手権優勝「11回」
(個人戦で7回、ダブルスで4回)
国内タイトル優勝「80回以上」
※「国内」とは、彼女の母国、イギリスです。
…………
■ プール(30代~現在)
ワールドゲームズ金メダル「1回」
WPA女子世界選手権優勝「4回」
WPBA US選手権優勝「8回」
女子USオープン優勝「8回」
女子BCAオープン優勝「2回」
WPBAクラシックツアー優勝「39回」
トーナメントオブチャンピオンズ優勝「5回」
アムウェイカップ優勝「5回」
ESPNチャンピオンシップ優勝「2回」
その他国際大会優勝「10回」
ホール・オブ・フェイム(ビリヤード名誉殿堂入り)「2009年」
プレイヤーオブザイヤー受賞「11回」
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■ 様々な記録
・女子ランキング世界1位「6年」
・WPBAクラシックツアーでは「7連勝」記録あり
・世界選手権優勝「4回」はただ一人
・女子USオープン、WPBA US選手権優勝「8回」もただ一人
・国内スヌーカータイトル初優勝は「15歳」
・スヌーカー世界タイトル初優勝は「17歳」
・女子スヌーカー世界選手権で史上初めてセンチュリーブレイク(100点以上のラン)を記録
・ハイエストブレイクは「133点」
…………
そんな輝かしい戦績&記録を誇るフィッシャーの、
キャリアハイライト映像がこちら。↓
そして、フィッシャーが
初めて世界チャンピオンになった、
1996年世界選手権・決勝戦(vs H・トーンフェルト)。
試合終盤のダイジェスト映像。↓
↑ BDは上記2本とも初めて見ました。
1本目の方はハイライト映像だからか、
攻撃的なショットのシーンが
多用されていましたが、
実際の彼女のプレースタイルは
2本目の映像で見られるように
ショット力に頼らず、
組み立て力と基礎力を活かす
クレバーで堅実なものです。
スヌーカー時代に培われた、
機械のようにカチッと正確なストロークも
彼女のトレードマーク。
そして、どんな試合、相手、局面でも、
ほぼ全く感情を顔や動きに出すことがなく、
淡々とテーブルに向かい続けます。
その姿が女王然としていてかっこいいです。
関東在住の方、今月末は
関東オープンとイベントで、
ぜひフィッシャーを生でご覧ください。