韓国スリークッション界のトップジュニア選手、
趙明優(チョミュンウ)。
彼がすごいプレーを披露しました。
なんと「ハイラン32点」。
ただし、これは公式戦ではなく、
練習時(ビリヤード場での相撞き)で
達成されたもののようです。
32点ランの動画。↓ 約14分
本人の格好も、撞いている雰囲気もラフなものですし、
やはりこれはプラクティスマッチでしょう。
オフィシャルなワールドレコードとしては
記載されないだろうと思います。
ですが、32点というのは驚きの数字。
公式戦でのハイラン記録は「28点」です。
…………
■ハイラン世界記録
「28点」by 4人
小森純一(1993。故人)
R・クールマンス(1998)
R・フォルトン(2012)
F・クードロン(2013)
…………
仮に、今回の趙明優の32点が
オフィシャルイベントでのものだったとすると、
一気に4点も記録を更新したことになります。
しかも、まだ10代のプレイヤーが、です。
トリックショットスターのF・コーラーが、
自身のFacebookで、この試合の
フルバージョンの動画を紹介していますが、
そこには、
「趙明優は40点ゲームを4イニングで上がった。
7点→0点→1点と来て、最後は32点だった。
アベレージ10点だ!」
という言葉も添えています。
“40点ゲームを4イニング上がり(アベ10点)”
と言えば、
先日D・ヤスパースが公式戦で達成。
レコードホルダーとなりました(こちらの記事を)。
趙明優は所要イニング数の記録でも、
世界最高に並んだということです
(公式戦だったならば、ですが)。
趙明優は今のところ、
『3C世界ジュニア』では優勝していますが(2016年)、
一般のトップトーナメントでは、
『ワールドカップ』で3位が3回。
(※日本の『ヤマニカップ』では
17歳の時に初参戦・初優勝を飾っています)
しかし、才能と潜在能力とグッドストロークの
塊のような選手ですので、
すぐに一般の大会でも実績を伸ばしていくことでしょう
※BDでは2年前にミニ・インタビューをしています。
こちらから。
いや、それにしても32点はすごい。
9ボールに強引に換算すると、
マスワリ15連発ぐらいの異次元感はあると思います。