古くは『314シャフト』に始まり、
近年ではカーボンの『REVOシャフト』など、
革新的テクノロジーで時代の先端を走る
キューメーカー『PREDATOR』(プレデター)。
同社は、モダンなものからクラシックなものまで、
様々なデザインのキューシリーズを手掛けていますが、
このたび、伝統的な「4剣ハギ」の新キューが
限定モデルとしてデビュー。
それが『Willie 526』シリーズです。
国内での販売は3月6日に開始されます。
「Willie」とは、1993年に80歳でこの世を去った
アメリカンプールのレジェンド、
ウィリー・モスコーニのこと。
「526」とは、そのウィリー・モスコーニが
1954年に記録した14-1(ストレートプール)での
ハイラン世界記録「526点」を意味しています。
この記録は未だ破る者が現れていません。
…………
今回日本で発売されるのは、
『Willie 526』シリーズのうちの3本です。
3本に共通する仕様は、
■シャフトは『314-3』または『Z-3』。
※料金アップでVantageやREVOも選択可能
(ただし現在REVOシャフトの生産が追いついておらず、
REVO選択時には待つことになるようです)
■タップは『ヴィクトリー』
■ジョイントは『ラジアルピン』
■ウェイトカートリッジシステム搭載
■グリップはアイリッシュリネン
■ネイビーブルーのソフトバッグ付属
……となっています。
早速、個別に見ていきましょう。
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□ Willie 526 「LE WILLIE-1」
まず、モデルNo.1は、
バーズアイメイプルのフォアアームに、
黒檀の4剣ハギ。
ベニアは内側から赤、青、黒です。
ハギの根本およびスリーブには、
ミカルタ(樹脂)でダイヤモンド(ひし形)と
オーバル(丸型)のインレイが施され、
バットスリーブリングはアルミで作られています。
Willie 526シリーズの中では最もスタンダードで、
伝統的なデザインを踏襲したモデルと
言えるでしょう。
…………
□ Willie 526 「LE WILLIE-3」
このNo.3も、
バーズアイメイプルのフォアアームに、
黒檀の4剣ハギ。
ベニアは内側から白、緑、赤、黒。
この緑がサシ色として効いていて、
爽やかさ・みずみずしさも感じられる
フォアアームです。
グリップの上下とバットエンド、計3箇所の
特徴的なリングは、ミカルタ(樹脂)と
メイプルを組み合わせて作られています。
スリーブ部の縦ラインと小さなダイヤ型インレイも
メイプルで出来ています。
…………
□ Willie 526 「LE WILLIE-5」
最後、このNo.5も、
フォアアームはバーズアイメイプルをベースに
黒檀の4剣ハギが入っていて、
ベニアは内側から青、赤、黒と、
「No.1」と似た配色になっています。
ハギの根本とスリーブ部には、
ミカルタ樹脂で花とオーバルをインレイ。
スリーブの2箇所のリングは凝った造りに
なっていて、ミカルタ樹脂と青・赤・黒の
ベニアで出来ています。
…………
いずれも、古き良き時代を彷彿とさせる
クラシカルなハギのキューですが、
性能面ではプレデターの技術が全て注がれており、
完全に現代トーナメント仕様です。
既発の『ROADLINE』シリーズなどでも
明らかなように、プレデターのハギのキューは
デザイン的にも仕上がり的にも
クオリティーが高いところも注目ポイント。
「伝統」と「革新」が融合した、
今のプレデターにしか作れない特別なキュー。
ぜひその手で感じてください。
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