大差が付いていたこともあり
(8-0でコルテッザ勝利)、
4-9コンビのところだけは時間をかけてますが、
あとはサクサク取って行ってます。
…………
もう一つコルテッザ。
これはチャレンジマッチ中のマスワリ。
2から3は逆ヒネリが少し足らず、
手球が隠れますが、3はヒッカケでイン。
あとはさらさらと。
…………
マスワリ動画じゃないですが、
コルテッザの腹切り縦バンク。
これもチャレンジマッチ中のひとこま。
ちなみに、
コルテッザのキューは『ディヴィニー』(Diveney)。
シャフトはノーマルで、先角は長め。
「これは古いシャフトなんだけど、
気に入っていてね」とのこと。
「Stiff」(硬い、しっかりした)なシャフトが
好みだそうです。
となると、結構トビも出ると思いますが、
見ているとコルテッザはショットごとに
「払うような撞き方」をしたり、
キュー出しの長さを変えたりと、
撞き方を細かく変えている印象があるので、
それで見越しを合わせている、
あるいは、トビの出にくい撞き方を
織り交ぜている……気もします
(あくまで想像ですが)。
…………
次は、『関東オープン』での
スピードスター、ジェフリー・イグナシオの、
「そこまで速くない」マスワリです。
相手(栗林達プロ)にリードされているためか、
少し慎重になっていたのでしょう。
…………
そのイグナシオを破った、
栗林達プロの上がりのマスワリも
もう一度載せておきます。
“超人”、かっこよかったです。
1から2、2から3は、
球を置いて撞いてみたくなるショット。
…………
関東オープンで優勝を飾った、
羅立文のマスワリ上がりもどうぞ
(ブレイクの後から)。
2番はぎりぎりポケットに通っていますが、
だいぶ難しい球です。
そこに時間をかけていますが、
後はこれまでの羅プロより軽快なリズムです。
ちなみに、新キュー(『ZEN Cues』)に替えて、
この日はわずか4、5日目だったようです。
…………
最後は、同じく関東オープンから。
世界の女王、アリソン・フィッシャーの、
準決勝でのマスワリ上がり
(ブレイクの後から)。
ルーティン化され、淀みない
「フリ確認→チョーク塗り→構え→ショット→残身」
の流れ。
一番近いポケットを狙い、低リスクを選び、
「最悪」を避け続けるポジションプレー。
「お手本のような」とはフィッシャーのために
ある言葉かもしれません。