ビリヤード用品の取扱国内最大手であり、
テーブル設置の実績も豊富な『NEW ART』。
そのニューアートから、
学校へのテーブル設置の事例を教えていただきました。
イベントや体験講習での
「その場限り」の設置ではなく、
全国的にも少ない「常設型」のテーブルです。
その学校とは、
兵庫県西宮市の『甲子園学院中学校・高等学校』。
6年一貫教育の私立女子校です。
ビリヤードを愛好している同校教頭の真鍋晃先生が
旗振り役となってテーブルの導入を決定。
「ビリヤードは体力の高くない女子でも
取り組めるスポーツであり、
将来、結婚し家庭に入った場合でも、
子供と一緒に気軽に取り組める
生涯スポーツであるということが、
導入のきっかけです」
(真鍋先生)
今年1月に2台のテーブルをニューアートが納品
(※エプロンが再塗装され、
金具などが再メッキされたリペア済みの
中古の『ブランズウィックゴールドクラウン』)
現在、4月に新入生を迎えるまでは、
仮入部期間として、少しでもやってみたい生徒、
4月から入部しようか迷っている生徒の
ビリヤード体験期間となっており、
真鍋先生が基本フォームや
プレーの進め方を指導する形で、
すでに多くの生徒がこのテーブルで
キューを握っています。
4月9日の部活動紹介後、
正式な活動が始まる予定だとのことですが、
今のところ、活動日のほとんどに
参加している生徒も3名いるそうです。
「自分でプレーする場合と指導する場合とでは、
大きく勝手が異なることを痛感しております。
ですが、生徒はいずれも大変楽しんで
プレーしていますので、その気持ちを大切に
指導していきたいと考えております。
もちろんまだまだ課題山積です。
毎日活動するべきか、
時間は何時間程度が適当か。
そういった基本的なことを、
4月に新入生を迎えるまでに
検討していかなければなりません。
また、中体連や高体連管轄のスポーツでは
ありませんので、対外試合や公式戦等の
出場についても検討が必要です。
そういった点も含め、
しっかり取り組んでいく所存です」
(真鍋先生)
生徒の多くはビリヤードに触れるのが
初めてで、まだ日も浅いと思いますが、
写真で見る限り、すでにきれいなフォームを
マスターしている生徒もいます。
これも真鍋先生の指導の賜物でしょう。
真鍋先生が言うように、
このテーブル導入をきっかけに、
生徒達が在校中はもちろんのこと、
末永くビリヤードを楽しんでくれたらと、
BDも願っています。