昨年、『World Pool Series』(WPS。8ボール)で、
4戦中2度の優勝。
『USオープン』(9ボール)でも
準優勝を飾り、
一躍その名を知られるようになった、
アルバニアのトップ選手、エクレント・カチ。
現在19歳の彼は、
スヌーカーもかなり撞けます。
というか、以前からプールとスヌーカー、
両競技をやっていたのでしょう。
彼は国内のスヌーカー選手権タイトルも
持っているのですが、
それも頷ける映像がこちら。↓
124点ブレイクです
(※音声はありません)。
Albanian Snooker Federation
(アルバニアスヌーカー連盟)の公式動画です。
この映像の場所が
アルバニアスヌーカー連盟の本拠地っぽいです。
選手もレフェリーもラフな格好ですが、
「スヌーカーカップ・オブ・アルバニア」という
立派な大会名があります。
(※アルバニアスヌーカー連盟の
youtubeチャンネルでは
他にもいくつか試合映像が上がっていますが、
選手が正装している大会もあります)
この映像で見るカチは、
WPSやUSオープンで見るのとは大きく異なり、
だいぶスパスパと撞いています。
行き当たりばったり的なポジションも
散見されるのですが、
高いシュート力で押し切って、
クリアランスを決めています。
いつでも丁寧にゆったり撞く選手と
思い込んでいただけに、
このスピード感は意外でした。
もちろん雑に撞いている訳ではなく、
身体もキュー先も最後までビシッと残しています。
判断が速いという印象です。
取り切った直後の周囲の人々の姿を見る限りでは、
この124点はアルバニアスヌーカー界では、
珍しい(過去最高クラスの)記録か、
カチ本人の最高記録なのかもしれません。
皆の祝福の様子が微笑ましいですね。
おまけでこんな映像も。
カラーボールを21秒で取り切るという
スピードチャレンジ。↓
スヌーカーでこれはかなり難しいはず。
結果が出る人は、
なんでも撞けるってことでしょうか。