大阪『マグスミノエ』で行われていた、
『第10期女流球聖戦』の最後の大一番、
「球聖位決定戦」は、
挑戦者(東日本代表)の丸岡文子選手(神奈川)が、
現球聖の中村舞子選手(長崎)を、
セットカウント4-2で退けて、
初の女流球聖位に就きました。
フォーマットは、
9ボール7ラック先取の4セット先取。
第6セット:中村4-7丸岡 →セットカウント:中村2-4丸岡
第5セット:中村7-2丸岡 →セットカウント:中村2-3丸岡
第4セット:中村3-7丸岡 →セットカウント:中村1-3丸岡
第3セット:中村2-7丸岡 →セットカウント:中村1-2丸岡
第2セット:中村2-7丸岡 →セットカウント:中村1-1丸岡
第1セット:中村7-5丸岡 →セットカウント:中村1-0丸岡
(※JAPAの公式FBページや、
公式サイトもご覧ください)
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現球聖として初の「防衛戦」に臨んだ
中村選手が、幸先の良い立ち上がりを見せて、
ファーストセットを獲得。
そこから挑戦者・丸岡選手が、
前日同様、セーフティも巧みに
織り交ぜながら、確実性を重視した
組み立てでポイントを挙げ、3セット連取。
セットカウントを一気に
3-1として、リーチをかけました。
しかし、第5セットに入り、
後がない中村選手は、
気持ちを決めきったかのような
迷いのないプレーで逆襲に転じ、
1セットを返し、セットカウント2-3に。
球聖の意地を見せます。
運命の第6セットは、
前セットの流れそのままに、
中村選手が先行しますが、
丸岡選手が必死に食らいつき、
6-4で逆転リーチ。
最後は、中村選手の1番ファウルから、
丸岡選手がガッツで難球を入れ繋ぎ、
9番まで取り切って7-4で上がり。
セットカウント4-2で、
長い長い一日を締めくくりました。
丸岡選手にとってこの女流球聖位は、
自身初の女子アマ公式全国タイトルでもあります。
おめでとう! 丸岡選手。
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女流球聖3選手のプロフィール&大会前アンケート
■ 西:永岡さつき選手
■ 東:丸岡文子選手
■ 現球聖:中村舞子選手