埼玉『セスパ東大宮』で行われていた、
アマ9ボールタイトル戦、
『第27期球聖戦』の「球聖位決定戦」は、
現球聖の喜島安広選手(埼玉。SPA)が、
西日本代表の中野雅之選手(広島。HPBC)を、
セットカウント5-2で退けて勝利。
タイトル防衛に成功し、
通算在位「6期」となりました。
…………
「球聖位決定戦」のフォーマットは、
9ボール7ラック先取の5セット先取でした。
第7セット:喜島7-3中野 →セットカウント:喜島5-2中野
第6セット:喜島7-4中野 →セットカウント:喜島4-2中野
第5セット:喜島7-1中野 →セットカウント:喜島3-2中野
第4セット:喜島2-7中野 →セットカウント:喜島2-2中野
第3セット:喜島7-4中野 →セットカウント:喜島2-1中野
第2セット:喜島3-7中野 →セットカウント:喜島1-1中野
第1セット:喜島7-4中野 →セットカウント:喜島1-0中野
(※JAPAの公式FBページや、
公式サイトもご覧ください)
初めの2セットを、
喜島選手と中野選手で分け合って1-1。
両者の立ち上がりもまずまずで、
内容的にもほぼ互角と言えるであろう
大会序盤でした。
第3セット辺りから、
テーブルコンディションが渋くなっていたのか
両者に少しずつミスが見られましたが、
展開は五分で、セットカウントは2-2に。
この辺りまで、「待ち望んでいた舞台」で
伸び伸び撞いている印象があったのは
中野選手の方で、
喜島選手は第4セットに象徴されるように、
硬さも目立ちました。
「50%ぐらいの出来」とは本人談。
しかし、さすがは通算在位5期の球聖。
喜島選手は相手のミスから一気に形勢を
ひっくり返すだけの力があります。
第5セット2ラック目の中野選手の9ミスから、
一段階ギアを上げたような印象で、
ランアウト量産モードに。
形が出来た時の、
取り切りのスピード感・安定感・そして迫力は、
やはり国内アマ随一のもの。
第5、第6セットを連取して、
セットカウント4-2でリーチをかけると、
その勢いのまま、第7セットも7-3で
押し切って勝利。
SPA(埼玉)応援団と、
セスパ東大宮のお客さんの前で、
高々とトロフィーを掲げました。
喜島・中野、両選手の談話は
近日お届けします。
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