〈BD〉2018年『WPS第1戦』はD・グレイブが優勝! 今年も4戦開催予定

©JP Parmentier - WPS 2018  優勝したグレイブは左。右は2位のカザキス
©JP Parmentier - WPS 2018  優勝したグレイブは左。右は2位のカザキス

 

9ボール・10ボール・英国式8ボールの

世界チャンピオン、

D・アプルトン(イングランド)が

発起人/プロモーターとなり、

 

昨年立ち上げられた、

新ビリヤードプロツアー『World Pool Series』

(以下、WPS)。

 

昨年は予定通り4戦を開催しましたが、

「ワールドトッププロ達揃い踏み」とまで行かず、

少しずつエントリー数も減少。

 

今年はどうなるのだろうと訝しむ声もあった中、

先週末、第1戦が開催されました

(日本では『北海道オープン』がありました)。

 

エストニアのトッププロ、

デニス・グレイブがWPS初優勝を飾っています。

 

日本(JPBA)からの参戦はありませんでした。

 

…………

 

正式名称を、

「Aramith 9-Ball Players Championship」

 と言うこの第1戦。

 

舞台は昨年同様、ニューヨークのビリヤード場、

『スタインウェイ』。

 

エントリーは32名だったようです。

 

WPSとしては初めて、

種目に9ボール(9オンフットラック)を採用。

 

ダブルイリミネーション→

シングルトーナメント(ベスト8~)という

フォーマットで行われた本大会。

 

グレイブはベスト8で

P・マコネン(フィンランド)を13-3、

準決勝でD・オルコロ(フィリピン)を13-8で

破ってファイナルへ。

 

決勝戦では、1週間前のユーロツアー・

オーストリア戦の決勝で敗れた相手、

A・カザキス(ギリシャ)との再戦となりましたが、

 

今回はグレイブが17-7で

カザキスに勝利しています。

 

優勝:デニス・グレイブ(エストニア)

2位:アレックス・カザキス(ギリシャ)

3位:デニス・オルコロ(フィリピン)

   クリス・メリング(イングランド)

 

…………

 

なお、注目選手の一人、

2017USオープンチャンピオン

J・ショウ(スコットランド)は、

 

初戦でドイツのヤングスター、

J・フィラーに勝った後、

ロシアの新鋭、F・ゴーストに

1-11と大差負けを喫し、敗者ゾーンでは

カナダのJ・モラに敗れています。

 

また、昨年のWPSで2勝を挙げ、

USオープンでも準優勝と、

一躍トッププロの仲間入りを果たした

アルバニアの19歳、エクレント・カチは、

 

勝者側でJ・クラット(カナダ)に敗れ、

敗者側で2つ勝った後に

敗者最終でメリングに敗れています。

 

WPS創立者のアプルトンは出ていません。

 

アメリカNo.1スタープレイヤー、

S・V・ボーニングも出ていません。

 

トーナメント表リンク

 

…………

 

今年のWPS年間スケジュールですが、

 

次戦(第2戦)は、6月7日~10日開催。

種目は10ボール。

 

第3戦は、9月27日~30日開催。

種目は8ボール。

 

そして、最終戦(第4戦)は、

10月29日~11月2日開催。

種目は未定のようです。

 

WPS公式サイト(英語)

 

 

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