5/6と5/13、2週連続で行われた
(GPW-2。優勝:田中雅明)、
(GPW-3。優勝:川端聡)。
まず、5/6の『GPW-2』で優勝した
田中雅明プロの談話をお届けします。
コメントをいただいたのは、
優勝から8日後(GPW-3の後)です。
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Masaaki Tanaka
JPBA37期生
1999年名人位(アマ)
2009年JPBA年間ランキング1位
2010年アジア大会日本代表
2014年&2015年『全日本ローテーション』連覇
『関西オープン』2勝
『東海グランプリ』2勝
『8ボールオープン』2勝
『北海道オープン』1勝
『GPW』では12勝
他、優勝・入賞多数
使用キューはHAYAKAWA
所属・スポンサー:『RING』(京都市下京区)、Navigator
…………
――約2年半ぶりの優勝です。
「めっちゃ嬉しかったです。
めっちゃ疲れましたけど(笑)」
――ワンデートーナメントですし、
体力的にタフですよね。
「それもそうですし、精神的にも疲れました。
やっぱりパーフェクトなゲームが
出来てる訳ではないので、
試合内容とか全部含めて疲れる1日でした」
――勝因とは?
「うーん、なんでしょう、
がむしゃらに行けたことですかね。
いつも諦めずに撞いてますけど、
今回も一生懸命、どの試合も諦めず出来ました」
――決勝戦(vs 杉原匡)は接戦でした。
「杉原くんとは久しぶりやったんで、
あまり気構えることなく意外と気楽に……、
気楽というか『自分のビリヤードをやるだけ』
という普通の精神状態で向かって行けたかな。
その前の準決勝(vs 飯間智也)は
ちょっと力が入ってたと思います。
飯間くんとは去年からよく当たってたし、
僕が連敗中やったんで、
『なんとかふんばりたいな』と。
でも、あの日の
テーブルコンディションがタフで、
自分のイメージとは合ってなかった。
だからこそ、そっちに集中力を
持っていけたと言うんですかね。
それが良かったのかもしれないです」
――前回の優勝(2015年9月『東海グランプリ』)
から2年8ヶ月ほど空きました。
「そうみたいですね(笑)。
あまり気にする方ではないんですけど、
このお店(京都『RING』)で
働くようになってから、
お客さんに言われてもいたし(笑)、
とりあえず『一勝』は欲しかったです」
――ひとつ前の試合、
『北海道オープン』(4月)は3位でした。
「準決勝(vs 鈴木清司)の時に
腕が急におかしくなっちゃって、
言うこと聞かなくなってしまいました。
あれは体力不足です。
体調管理が出来てなかったなと(苦笑)。
今回はその点は大丈夫でした」
――『RING』に入ってもう2年になりますか。
「そうですね。約2年かな。
お店のオープンが2016年3月で、
当初からちょこちょこ来てたんですけど、
『RING』一本で勤務するようになったのは
2016年7月ぐらいから。
生活サイクルは変わりましたね。
完璧に夜型です(笑)。
なんとか時間を見付けて練習は出来てます。
優勝も出来たことですし、
ちゃんと球の状態は維持出来てるのかなと思います」
――終わったばかりですが、
『GPW-3』は5位タイでした。
「う〜ん、なんかいまいちでしたね。
ベスト8が川端さん(優勝した川端聡プロ)と
だったんで、もうちょっと楽しく
撞けるかなと思ったんですけど、
自分がいまいちでしたね(苦笑)」
――今週末は東京で『全日本14-1』です。
「14-1はあんまり上位には行けてないんでね。
なんとか上位に食い込んで、
優勝争いが出来たら良いなと思ってます」
――応援してくれたファンにメッセージを。
「RINGに来てくれているお客さんには、
たくさん応援していただきました。
そんな中で優勝出来たことが嬉しいですし、
すごく感謝しています。
僕はもうどの試合も頑張るしかないですから。
引き続き応援よろしくお願いします」
(了)
…………
田中プロ、ありがとうございました。
GPW-3優勝の川端プロの談話も
近日中にお届けします。