“かゆいところに手が届く”を転じて、
“塗りにくいところにチョークが届く”
でしょうか。
興味深い新アイテムが登場しました。
それが、タップやチョークで知られる
『G2』ブランドからリリースされた、
『G2 CHALK STAY』(チョークステイ)。
ブレイクキューやジャンプキューの
メインタップとして一般的に使われている
「樹脂系タップ」専用の、
リキッドタイプのアイテムです。
用途を一言で言えば
「チョーク乗りの向上によるキューミス防止」。
NEW ARTが国内販売を開始した
この『G2 CHALK STAY』、
早速実物を見せていただきました。
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多くのブレイクキューやジャンプキューに
使われている樹脂系タップは非常に硬く、
天面がツルツル、カチカチしているのが特徴です。
この性質がブレイクやジャンプに求められる
高い反発力を生み出している訳ですが、
プレーキューに使われている
革製タップに比べると、
弾力や繊維の凹凸に乏しいため、
チョークの保持力(定着力)は高くはありません。
少し塗りムラが出ます(画像)。
手球の芯(真ん中)付近を撞くなら
これでも問題はないのですが、
最近は意図的に手球の横を撞き、
ヒネリを加えてブレイクしたり、
手球の上下左右を撞いてジャンプさせる
プレイヤーも増えました。
そうなるとキューミス(ミスキュー)が
気になる人も多いと思います。
…………
そんな時にこの『G2 CHALK STAY』を。
樹脂系タップの天面に
『G2 CHALK STAY』を一滴垂らし、
天面全体に行き渡らせてから
約1分乾燥させます(下の画像は乾燥直後)。
一滴で効果は1~2日間持続するとのこと。
※革製タップに使用すると、
性質が大きく変わってしまう恐れがありますので、
使用はお控えください。
…………
乾いた後にチョークを塗ると、
“ツルツル”から”スルスル”に変わったかな!?
ぐらいの塗り心地の変化を感じます。
画像で見ると、
『G2 CHALK STAY』塗布前より
明らかにチョークが乗っていました。
NEW ARTに届いている
ユーザーの声を総合すると、
キューミス率の低下を実感している人が多く、
よりショットに集中出来るようになったとのこと。
プレーキューの時と同じような
チョークの塗り方で
ブレイクキュー・ジャンプキューにも
シュシュッとチョークが塗れるので、
プレショットルーティンが
さほど変わらないところも良いですね。
もちろん『G2 CHALK STAY』を過信せず、
常に丁寧にチョークを塗ることが
何よりも大事ですが、
ほんのわずかな手間(一滴垂らすだけ)で
1~2日の大きな安心を買えるアイテムです。
※NEW ART公式サイトの
『G2 CHALK STAY』商品ページはこちら。
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チョーク繋がりでこちらも。
G2ブランドのものではないですが、
こんな新アイテムも発見しましたので、
撮影させてもらいました。
名前は『Q-MANチョークケース』。
カラーはブラック、レッド、シルバー
(※オレンジもありますが、現在在庫切れ)。
本体はアルミ製で、曲線を活かした
つまみやすいフォルムになっています。
特徴は、チョークの摩耗の度合いに応じて、
ケースの高さを3段階に調整可能なこと。
跳び箱みたいな構造です。
フタを含めパーツの四隅に
マグネットが仕込まれていて、
しっかりと吸着してくれます。
BDが海外のトーナメントに取材に行った際、
Q-MANブランドのものかはわかりませんが、
こういう機構のケースを使っている
外国人プレイヤーを複数名目撃しました。
スタイリッシュで使い勝手も良い
Q-MANチョークケースについて詳しくは、
NEW ART公式サイトの
商品ページをご覧ください。
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