ワールドトッププレイヤー、
D・アプルトン(イングランド)が
発起人/プロモーターとなり、
昨年立ち上げられた、
ビリヤードプロツアー『World Pool Series』
(以下、WPS)。
先週末、2018年の第2戦が行われました。
正式名称は
「The Rasson 10-Ball Masters Championship」。
舞台はこれまでと同じく
ニューヨークのビリヤード場、
『スタインウェイ』。
今回の出場者数は41名。
種目は大会名にあるように10ボール。
ダブルイリミネーション→
シングルトーナメント(ベスト8~)という
フォーマットで行われた本大会。
ドイツの売り出し中の若手、
J・フィラー(20歳)が、
決勝戦でA・カザキス(ギリシャ)を
17-10で破って初優勝を飾っています。
優勝:ヨシュア・フィラー(ドイツ)
2位:アレックス・カザキス(ギリシャ)
3位:リー・バン・コルテッザ(フィリピン)
デニス・オルコロ(フィリピン)
※トーナメント表はこちら
…………
フィラーはWPS参加2戦目での優勝。
また、カザキスは前節に続き
2戦連続の準優勝でした。
前戦に続き本戦も
日本人選手の参加はありませんでしたが、
昨年4戦中3戦参戦し、
大井直幸プロは、
昨年の第1戦から今年の第2戦までの
36位に入っています。
…………
今回の第2戦は、
アメリカNo.1スタープレイヤー、
S・V・ボーニングがWPS初参戦ということで
前戦以上の注目を集めていました。
ボーニングは初戦で優勝のフィラーに勝ち、
そこからC・メリング(イングランド)、
S・ウィルキー(アメリカ)を破って行きますが、
勝者最終でD・オルコロ(フィリピン)に敗北。
続けて敗者最終で、
J・アラナス(フィリピン)に敗れて
大会を終えています。
ちなみに、
BDは画像や映像は見ていないのですが、
ボーニングがFacebookで語ったところによると、
長年スポンサードを受けている
キューテック(Cuetec)社の
カーボンシャフト搭載の新キューを
本大会から使い始めたそうです。
そちらの情報も入り次第お伝えします。
…………
さて、WPSの第3戦は9月27日~30日開催。
種目は8ボールです。
そして、最終戦(第4戦)は、
10月29日~11月2日開催。
……と、以前は書かれていたのですが、
現在は日程未定となっています。