海外のビリヤードメディアやSNSなどで
すでに呼び掛けがなされていますが、
現在、記事タイトルの署名活動が開催中です。
署名はオンラインにて。↓
https://www.change.org/p/bringing-billiards-to-the-olympic-games-2024
(英語ページ。氏名とメールアドレスの入力が必要です)
…………
2020東京オリンピックの次は
2024パリオリンピック。
その追加種目としてビリヤードを入れるため、
世界ビリヤードスポーツ連合(WCBS――
The World Confederation of Billiards Sports)
と、フランスビリヤード連盟(FFB)が手を組み、
今年3月に正式に候補競技種目として
名乗りを上げたとのこと。
本オンライン署名活動でその賛同者を募り、
IOC(国際オリンピック委員会)、
あるいはその傘下にある
EOC(ヨーロッパオリンピック委員会)か
フランスオリンピック委員会に提出し、
アピールの一助とする考えでしょう。
3年前には日本発信で、
東京オリンピックの追加種目入りを目指して
同様の活動が行われました
(※当時のBD記事)。
その時とオンライン署名活動の
フォーマット(サイト)は同じです。
このキャンペーンを応援したい方は
こちらからぜひどうぞ。
…………
ビリヤードはこれまで
アジア競技大会(アジアオリンピック)、
ワールドゲームズ、
東南アジア競技大会、
アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ
といった総合スポーツイベントで
競技種目として採用された実績がありますが、
オリンピックでは一度もありません。
2020東京オリンピックの追加種目決定時も
様々な競技と争いましたが、
最終的にビリヤードは落選しています
(野球/ソフトボール、空手、
スケートボード、
スポーツクライミング、
サーフィンという5競技18種目が採用)。
果たして2024パリではどうなるでしょうか。
採用の可否については
全く楽観視は出来ませんが、
このキャンペーン自体が、
ビリヤードというスポーツを多角的・俯瞰的に
見たり、ビリヤードについて発信したりという
良いきっかけになることは疑いありません。
…………
以下、今回のオンライン署名活動の
旗振り役である「Billiards2024」の
メッセージの後半部分の抄訳です。
「集中、弛緩、明晰さ、正確さ。
この全てが求められるスポーツを知っていますか?
それがビリヤードです。
世代の壁を越え、気軽に出来、教育に役立ち、
健康にも有益なスポーツを知っていますか?
それもビリヤードです。
では、予測したり、組み立てたり、
攻めたり守ったり出来るスポーツは?
それもやはりビリヤードです。
あなたが誰であっても、
世界のどこでもビリヤードはプレー出来ます。
あなたがもしモーツァルトや
アインシュタインなら、
あなたも(彼らのように)
ビリヤードを好きになっていたでしょう。
もしあなたがまだ10代で、
チェスの腕とピアノの心得があるなら、
ビリヤードでチャンピオンになれるでしょう。
あなたが楽しんでいるのが
プール(ポケットビリヤード)であれ、
スリークッション、ブラックボール、
5ピン、ピラミッド、チャイニーズ8であれ、
あなたはキュースポーツという
全世界的なコミュニティの一員です。
ビリヤードはオリンピック競技種目としての
特長を全て持っています。
実際にその一つとなるために、
皆さんの支援が必要です。
この署名にサインをし、
周囲の人にも協力してもらってください。
2024年のパリでビリヤードを見るために」
(了)