「誰が一番高く飛ばせるのか――!?」
そんな、
「ビリヤードハイジャンパー決定テーブル」が
完成しました。
『Ultimate Jump Shot』
(アルティメットジャンプショット)と
名付けられたこのテーブル、
製作したのはビリヤード用品取り扱い
国内大手のNEW ART。
(※テーブルに入れられた
「Ultimate」の綴りが誤っていますが、
お披露目の日までには修正されます)
NEW ARTは昨年、
7mのスーパーロングテーブルを企画・製作
(およびそれを使った『Monster Shot』という
コンテストを自社イベント会場にて開催)。
大きな話題になりました。
前回が「長さ」なら、今回は「高さ」。
NEW ARTスタッフYさんは、
「”ビリヤード版SASUKE”の
第2ステージといったところでしょうか(笑)。
実戦ではジャンプショットの高さを競うことは
全くありませんが、飛ばし自慢の方に
ぜひこのテーブルに挑んでいただきたいです」
と語ります。
もちろんこのテーブルは売り物ではなく、
あくまでイベント用。
公式な初お披露目は、7/16(月・祝)
『ジャパンオープン』の決勝会場、
『ニューピアホール』にて
(東京都港区海岸1-11-1。※入場料が必要です)。
その日は「体験デー」ということで、
コンテストの開催はありませんが、
その日の様子やフィードバックをもとに
ルールやレギュレーションを整備して、
いずれはNo.1 ハイジャンパー決定イベントを
行いたいとのこと。
Ultimate Jump Shotは
誰でも手ぶらで体験出来ます
(貸しジャンプキューを用意)。
ですが、マイジャンプキューの使用も可能です。
また、例年通り、会場ロビーには
NEW ARTのショッピングブースもありますので、
試合観戦の合間にお買い物もお楽しみください。
…………
テーブルそのものや遊び方を
もう少し詳しく写真と動画でお見せします。
構想と製作は約3ヶ月。
NEW ARTのテーブルメンテナンススタッフが、
9フィートテーブルを改造して作りました。
テーブルの側面と奥側は黒いシートで覆われ、
ビデオカメラが俯瞰とテーブルレベルの
2台設置されていて、正面モニターに
リアルタイムの映像が流れます。
そして、目の前には高跳びのバーが。
このバーを任意の高さにセットして、
ジャンプショットで飛び越えるというもの。
……一言で言えば、
「高跳び」だけに特化したテーブルです。
トータルで見ると、
オレンジとブラックのコントラストも鮮やかで、
各部の作り込み度合いやまとまりもよく、
ゲームセンターに置かれていても
おかしくないような完成度の高さ。
撮影に協力してくれた
トリックショットチーム『MMM Brothers』も、
「初めて見た瞬間からワクワクしっぱなしです」
と目を輝かせていました。
そんな彼らに実演していただいた
模範ショットをどうぞ。
■ 20cmジャンプ↓
■ 30cmジャンプ↓
■ 45cmジャンプ↓
日々研究と実践を繰り返している彼らは
かなりのハイレベルジャンパーです。
まだまだ余裕がありそうでしたし、
再現性もかなりのもの。
ジャンプショットを普通程度に使う
ポケットビリヤードプレイヤーなら、
20~30cmぐらいが一つの目標値に
なるのではないでしょうか。
試しにBDもやってみましたが、
15cmが精一杯でした……。
ぜひ皆さんも、
ジャパンオープン特設会場で
自分の「飛ばし力」を測ってみてください。
(※BDより注意:
ビリヤード場でジャンプショットを練習する際は、
必ずお店の許可を取り、
手球の下にブレイクマットを敷くなど
お店側のルールに則って行ってください)
ちなみに、
あの7mスーパーロングテーブル
(Monster Shot)は
前回限りということではなく、
「今後またイベントなどで再登場させたい」
とのこと。
このUltimate Jump Shotと合わせて
ダブルで設置する可能性もあるそうですので、
その日を楽しみに待ちましょう。
(了)